妄想小説①
※非現実的な文。BL風味。
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宛先:洸
件名:おはよう。
本文:今日で付き合い始めて一年だね。
最近忙しそうだからなかなか連絡とれないけど、今日ぐらいは
――――――――
返事、
そう打とうとして、流(ナガレ)は指を止めた。
「…届くわけないか」
真っ暗になった画面を見て、パタン、とそのまま携帯を閉じる。
送信相手の洸(アキラ)とは、最近まともに連絡がとれていなかった。
電話を掛けても圏外、メールを送っても返信は無し。
友達はそんな奴ほっといて、他の奴を探せ、なんて言うけれど、俺にはそんな気がなく。
「一年、かぁ」
正確には半年。
半年前に家庭の事情で彼が引っ越して以来、携帯しか連絡手段がなく、直接会ったのは三ヶ月前の彼の誕生日にだけ。
それ以降は何故か連絡が一切無く、音信不通の状態だ。
待つのは苦ではないけれど、俺の代わりに怒る友達は、健気過ぎると言う。
けど、それも今日まで。
一昨日、両親が事故で死んで、叔父に引き取られる事が決まったからだ。
「流、準備出来たかい?」
部屋の外から聞こえてきた叔父の声に、待ってと答え、俺は慌ててメールを打ち直す。
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宛先:洸
件名:さようなら
本文:
――――――――
件名だけの切ないメール。
送信ボタンを押したのは、
俺。
.
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宛先:洸
件名:おはよう。
本文:今日で付き合い始めて一年だね。
最近忙しそうだからなかなか連絡とれないけど、今日ぐらいは
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返事、
そう打とうとして、流(ナガレ)は指を止めた。
「…届くわけないか」
真っ暗になった画面を見て、パタン、とそのまま携帯を閉じる。
送信相手の洸(アキラ)とは、最近まともに連絡がとれていなかった。
電話を掛けても圏外、メールを送っても返信は無し。
友達はそんな奴ほっといて、他の奴を探せ、なんて言うけれど、俺にはそんな気がなく。
「一年、かぁ」
正確には半年。
半年前に家庭の事情で彼が引っ越して以来、携帯しか連絡手段がなく、直接会ったのは三ヶ月前の彼の誕生日にだけ。
それ以降は何故か連絡が一切無く、音信不通の状態だ。
待つのは苦ではないけれど、俺の代わりに怒る友達は、健気過ぎると言う。
けど、それも今日まで。
一昨日、両親が事故で死んで、叔父に引き取られる事が決まったからだ。
「流、準備出来たかい?」
部屋の外から聞こえてきた叔父の声に、待ってと答え、俺は慌ててメールを打ち直す。
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宛先:洸
件名:さようなら
本文:
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件名だけの切ないメール。
送信ボタンを押したのは、
俺。
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