メンターとは

 

メンターとは自分にとって「お手本」になる存在。

 

数秘術でも3つの数秘から

メンターの関係を見ることが出来ます。

 

 

下図の場合は同じ数秘を色分けで示しています。

 

 

Aさんは自分のメンター、

自分もAさんのメンター、

お互いにメンターの関係と言えます。

 

 

また、同じメンターでも

 

宿命数でメンターになる場合は

相手の方はその数字を「得意」として

使いこなしているため

「尊敬できる」メンター

 

経験数でメンターになる場合は

相手の方が使命に向かう途中の

「経験」としてその数字を使うため

必ずとは言い切れませんが、

その数字の資質を活かせていないことが多く、

「反面教師的」メンターになることがあり得ます。

 

 

「尊敬できる」メンターは

「なりたくてもなれずに臆病になっている自分」

に気づかせてくれる人で

自分から会いに行くことで出会う確率が多いでしょう。

 

「反面教師的」メンターは逆に

向こうから会いに来てくれることが多いでしょう。


 

 

 

自分から見て相手がメンターになっている場合

 

【うまくいくケース】

 

相手のことが気になってしまうようです。

 

相手に好意を抱いている、あるいは

尊敬しているなどいった場合は

 

他の人に言われたら嫌だなと思うことも
その人が言うことは許せてしまうでしょう。

 

なぜなら

 

その相手から何か学びたい、

その相手のように自分もなりたい

などと感じるからです。

 


 

 

相手から見て自分がメンターになっている場合

 

【うまくいくケース】

 

相手から好意をもたれたり

興味を抱かれています。

 

何かと気分を持ち上げてくれたり

尊敬の視線を向けてくれるので

お話していても気分が良くなるでしょう。

 

他の人に言ったら嫌われそうな本音も

大目に見て許してくれるでしょう。

 

なぜなら

 

その相手はあなたから

何か学びたいと感じたり

 

あなたの良いところに目をつけて

サポートしてくれたり

 

あなたの意見に共感してくれるからです。

 

 

 

 

※お友達関係、職場の仲間、

カップルやご夫婦、ご家族で

 

どちらかがメンターであるか

ともにメンターの関係にあると、

 

何かあっても共に成長しながら

良い関係を築いていけるでしょう。

 

 

 

 

メンターに嫌だなと感じる場合

 

 

メンターになる相手は自分の「使命数」

と同じ数字を持つ人です。

 

「使命数」はその人が「憧れるもの」

「目標とするもの」を指しますが

「苦手意識」を感じることもある部分です。

 

相手の資質や個性を

どこまで受け入れることが出来るかで

関係が良くもなり、悪くもなります。

 

 

お互いの立場や関係によっては

 

メンターとなる相手に

「嫌だな」と感じることを

感情的に言ってしまったり

 

間接的に意地悪してみたり

 

冷たく遠ざけて相手を

委縮させてしまうこともあるようです。

 

 

もっともそこまでされて

嫌な思いをした相手(メンター)は、

あなたと一緒にいる必要はないと

思うでしょうが・・・。

 

自主的に避難するか、

思いつめて落ち込む、

心に傷が残るなどするでしょう。

 

 

メンターに攻撃をしたくなった、

あるいは攻撃をしたあなたは

メンターに学ぶことは何もなかったでしょうか?

 

相手(メンター)は別にあなたに頼まれて

あなたのメンターになっているわけじゃ

ありません。

 

あなたの成長の為にタイミングを見て

メンターになって下さったのです。

 

出会いは必然のめぐり合わせ、

 

あなたの心の投影をしてくれる為に

あなたが引き寄せた相手です。

 

 

相手(メンター)の言葉や行動を

あなたが受け止められない時や

もやもやするときは

 

あなた自身の気持ちを冷静に

内観する必要があります。

感情が揺らいでいるのは、

あなた自身なのですから。

 

あなたはメンターに影響を受けて

気分を害されたと思うでしょうが、

 

あなたも知らず知らず

価値観の違う相手に同じようなことを

しているかもしれません。


どんなメンターであれその人たちとの出会いは

次のステージアップへのお試しと

捉えられるといいでしょう。

 

 

 

メンターの関係でうまくいかなくなるケース

 

【こじれる例】

 

①講師(自分)のメンター・お手本となる相手が

「受講生」の場合。

 

 

 

講師はこだわりの強い数秘を持つタイプ。

 

受講生(メンター)は興味ある事を

一生懸命覚えようと受講を申し込みました。

 

しかし、楽しく学びたい受講生には

こだわりが強すぎる講師の解説が難しく

感じているようです。

 

こだわりが強い講師には

「反面教師」のこのメンターが

なにかと気になるようです。

 

「なぜ私の言っていることが

理解できないのか」

 

といらいらして早口で解説したり、

面倒になって相手の弱みにくぎを刺したり

冷たくしたり、意地悪して遠ざける、

 

といったことをします。

 

お互いに持っている数秘の

良さを活かせずに

心地よい関係を築けなくなります。

 

そうなると、受講生も委縮し、

自分の気持ちをうまく言えなくなり、

学びたいことを楽しく学べず、

 

勇気を出して「よくわかりません」

と伝えても、立場上講師の方が上で

言いくるめられてしまいます。

 

知りたいことも覚えられず

心が疲れてしまいます。

 

人によっては後悔もするかもしれませんが

他の講師を探すこともあるでしょう。

 

しかし、客観的に捉えればこの場合は

教える側の講師の心の問題と言えます。

 

 

 

②また別のケースである夫婦の場合。

 

その家の大黒柱になるお父さんのメンターが

お母さんのケース

 

 

全ての数秘をご紹介していないので

分かりにくいかもしれませんが、

イメージは、

お母さんがその家のリーダー的存在を発揮し

お父さんがは裏方で優しく支えるタイプです。

 

お父さんはお母さんの潔さや

決断力のあるところに惹かれて

結婚したのかもしれません。

 

しかし、長く一緒に生活していくうちに、

お母さんがネガティブに偏りすぎると

「1」もネガティブになり、

お父さんを猛烈攻撃してきます。

 

(数秘の組み合わせによっては

過去のことを何度もさかのぼって

お母さんに指摘されるかもしれません)

 

言いたいことが言えるお母さんに対し

言えないお父さんは

お母さんの顔色をうかがいながら

生活していました。

 

やがてお父さんは自分を発揮できずに

心の病気になって

家庭内にも歪が出てしまいました。

 

 

お父さんは、

お母さんの言うことに従わないと

生きていけないような感じになり

 

お母さんは離婚したいと

言っていましたが、

 

お父さんに

「あなたがいないと生きていけない」

と言われ踏み切れずにいたそうです。

 

お父さんは、長い時間をかけて

心のメンテナンスをしてきました。

 

「1」を「目標」にすると

生きづらいけれど

 

「反面教師」として誠実に受け止め

お母さん(メンター)の良いところを

認めているので

長年寄り添えているのです。

 

お父さんは人生を振り返って

「自分は自分のままでいい」し

「お母さんがしっかりしていたから

ここまでやってこられた」

と感謝していました。

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

 

自分にとってメンターの存在は

自分の人生をより深みを増していく、

良いきっかけを作ってくれる存在と

捉えていかれると

いいかもしれませんね。

 


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