体が乗っ取られる体験

ひとの体を借りて霊が喋る、というのは、子どもの頃テレビでよく観たことがありました。今はそういう番組は流行らないからやってないみたいですが、昔はその手の番組がけっこうやっていました。

まだ子どもでしたから、もちろん観ていて怖かったのですが、また一方では、演技じゃないの？という思いもありました。

今でも、そういう事が本当にあるのか、嘘なのかはまったくわからないままなのですが、

先日、夢の中でそれを体験しました。

珍しくとてもリアルにしっかりと記憶に残っていまして。あまりに強烈すぎる内容だったからでしょうね💧

私の父はもう16年前に亡くなったのですが、夢の中のシチュエーションは、その父にお参りをしようとしている場面。

私の旦那さんが座って手を合わせていて、その横に私が座った途端に、私の呼吸が荒くなりました。その状況にすぐさま私は「あっ、お父さんが私の中に降りてきた！」とわかったんです！　そして座っている体が前後に激しく揺れはじめます！　更に私の口から私の声ではない低いガラガラ声で「ろうそくに火をつけろー」「ろうそくに火をつけろー」と何度も言うのです。それを聞いた旦那さんが慌てて他の家族に火をつけるように頼み、無事火が灯された。

とまぁ、こんな簡単な夢です。

時間感覚としてはほんの１分ぐらいのストーリーの夢。でも、体が乗っ取られる感覚がとてもリアルで、現実の世界では体験していないけれど、夢の中でしっかり体験できてのでした。

「夢」とはなんなのか？　諸説ありますが、

「意識」が私たちの本来のものであり、現実だと思っているのはその意識が作り上げ出している一つの想像の世界だ、という考え方があります。眠りに就いてその想像上の現実から一旦引き上げると、その状況の中で起きているのは、「また別の世界での現実である」というような考え方もあるそうです。私たちが「夢」と言っているのは、私たちの意識が体験している別の世界の出来事のそのほんの一部だ、ということです。

また一方では、

世の中には夢分析という分野もあって、それを研究している先生もおられるそうですが、そこから何を感じ、どう夢の情報を使うかは自由なのかなと私は思っています。それぞれの魂が体験してきた内容や、その時点での魂の状態によって、同じ夢でもメッセージ内容が異なると思うからです。

私の夢をその観点からみてみると、

実は今年のお盆もお彼岸も、旦那さんの両親のお参りはしても、実の親のはしてなかったんですね。普段は忘れてはいてもまぁ心のどこかに引っかかっていたんでしょう。それがこんな夢になって、気になっていたことが出てきた、という見方がひとつ。

もう一つは、そういう霊的な感覚が更にこれから上がっていくよ！という暗示的なもの。

そういう二面があったのでは？　と私的には解釈しています。

とりあえず、前者の心の引っかかりを無くすために、今日さっそくお参りに行って参りました♪