道なき道の歩き方～西野亮廣さんのトークライブ

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『子育てにもコツってあるんです』
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こんばんは～。
ピースフル・コミュニケーション代表

小倉京子です。

今日は西野亮廣さんのトークライブ

『道なき道の歩き方』に行ってきました！

忘れないうちに、感じたことを書きたくて、深夜ですがブログアップします(^_^;)

先に「魔法のコンパス　～道なき道の歩き方」を読んでいたので、西野さんがどんなにすごい人かは知っていて、ぜひ生でその話を聞きたかったのと、西野さんの高いテンション（＝高い波動）に触れたかったので、いそいそと出向きました。

トークライブでは、絵本「えんとつ町のプペル」のできるまでのお話を中心にお話を進められたのですが、まぁ「クラウドファンディング」という言葉の連発　笑っ
きっと１００回は言ったんじゃないかと思うほど笑っ(^_^;)
「これはビジネスセミナー」と勘違いしてしまいそうなお話しの流れでしたが、実はそれが主ではないことを徐々に今からお話しますね。

何か新しいことや大きなことをしようとする時には、兎角資金が必要だけれども、クラウドファンディングで資金を調達できるよ！　と普通、最初にはまってしまう夢をあきらめる理由の１つが難なく突破できるよと教えてくれていました。
ただし、そこにもコツみたいなものがあって、クラウドファンディングを成功させる秘訣は、有名人である必要はなくて、
①お金とはなに？
②クラウドファンディングとはなに？
を説明できる人がクラウドファンディングに成功するんですって。

では、その答えは？　というと
①お金　＝　信用
②クラウドファンディング　＝　信用をお金に変換する道具
なんだそうです。

で、つまり、クラウドファンディングを成功する秘訣は、信用をたくさん創り出すこと。

ここまで話が進むだけで、もう西野さんのトーク時間を迎えてしまったので、大事なことは吹っ飛ばすように話されたのですが、（というか、これは西野さんが計算済みだったように私は思うんですがね・・・・つまり、要点をじらして、少ししか言わないっていう術）

でも私はここから大事だと思うので、私のブログではここからを重点を置いて書きたいと思います。

普通、人って、完全に正直には生きていないんです。

自分にまったく嘘をつかずに生きていますか？　ってことです。

嫌なことでも我慢して仕事してませんか？
機嫌悪くても、無理して作り笑いしてませんか？
本当は納得できないのに、上司に逆らうと首になるから、無理して首を立てに振ってませんか？
悪口だらけの職場で、自分に矛先が向くのが怖くて、我慢して話を合わせてませんか？
嫌いな家事をものすごく頑張ってやってませんか？
本当は苦手なことでも、親だから、と苦手であることさえも気付かすに日々生活していませんか？

と、まぁ、こんな日常の些細なことから、ノイローゼになってしまいそうなことまで、様々なことに対して
自分の本心に嘘をついて、生活している人がほとんどなのではないでしょうか。

で、西野さんは、自分に嘘をつく言動をしていると
結局は世の中の人にその嘘がわかるから信用をなくす、と言っていました。

そして、以下のことはとてもサラっと流すように話されていましたが、私、ここ、大事なことだと思うんです。
「自分に嘘をつかないで生きられる環境に自分の身を置くこと」

そうすることで、自分の自然体のまま、日々、生活していけるわけです。
自分が自然体でありながら、信用も築ける。
これは、理想的でもあり、成功したいならこうすべきであると西野さんは言っているわけです。

そして、西野さんの連発していた「クラウドファンディング」に話を繋げると、自分に嘘を付かない状態で活動を続け、信用を勝ち取るような行動を選択していくことで、最終的にはクラウドファンディングが成功し、夢を実現する資金も調達できる、ということになります。

「自分に嘘をつかないで生きられる環境に自分の身を置くこと」

これって、簡単なようですが意外に勇気が要ると思いますね。
だって、場合によっちゃ、会社を辞めることにつながるわけですし・・・・
まぁ、西野さんはこれを実行するにあたり、お笑いの世界から違う世界へと移行していったわけですが・・・・。

そういう視点でみてみると、私が会社を辞めたのもそうかもしれないです。本当は私はゆっくりしたリズムを刻む人。なのにフルタイムの仕事に３人の子育て。しかも全部完璧にやらなきゃと思っていた当時は、完全に自分に嘘をついて頑張り続けていた・・・・・。だから、身体の不調となって心がそれを訴え出し、そうなってみてやっと自分らしくない生き方だと気付いたわけですから・・・・。もっと違う生き方があるのかもしれない・・・・。今のままでは苦しすぎる・・・・。ということで、１年間悩んだ末に一大決心して退職の道を選びました。

自分に正直に生きる

西野さん曰く、それが周りの人の信用につながるらしい・・・・

西野さんは、パネルディスカッションの時間帯に、こんなことも言っていました。

自分がやっていることに対して、他人から避難やバッシングがあっても、ぜんぜん気にしない。
一番近い友達がＯＫと言ってくれているなら、自分にとってはＯＫなんだと。
あーだこーだ言う人は大抵自分でやってみてダメだと言っているのではなく、ただ口で言っているだけ。
でも自分は大量に行動して体験しているから、口だけで言っている人より、ずっと実現に夢に近づけているはず。
だから何を言われても、その人達よりは先に進んでいるし経験も豊富だから、ぜんぜん気にしない、と。

ふつう、周りから何か言われると、ブレてしまったり、立ち止まってしまったり、不安になってしまったりしますが、西野さんはまったくぶれないようです。ここが強みなんでしょうね。同じように受け取れるように誰でもがなれるのでしょうか・・・・(^_^;)

あと、パネルディスカッション中の質問に対しての答えで、こんなことも話しておられました。
子育てについてで、子どもがどんな夢を言い出しても、絶対になんでも応援できるとは思えないが・・・・、という問いについてです。

何十年も何百年も、常に長老は「今の若いもんはっ！」と愚痴をいい続けてきた。
しかし、世の中こんなに発達してきた。
ということは、「今の若いもん」のおかげで発達してきたわけで、若い者の方がすごい！ということ。
自分より若者の方がすごい、とどの年代の人もそう頭に入れておくとよいのでは？　と。

この話の例として、こんな年代による価値観の違いについて、語っていました。
この話、実は私、ショックを受けて聴いていたんです。
その話とは

４０代以上の人が幸せについて語る時って、いい車を手に入れたい、とか、「物を所有する」ことが幸せだという価値観。
でも、２０代の子達と話していると、車を所有することなんてまったく望んでいなくて、それよりも、「この世の中をどうやってよくするか？」ということに意欲を持っていたり、それを実現させることが自分の幸せにつながると考えている。
何が幸せなのか？　という価値観がぜんぜん違う。
車を所有することが悪いと言っているわけじゃないが、世の中をよくすることをもう考えているってすごいと思う、と。

これね、正に私、ドンピシャだったんですよ(^_^;)　
ずっと以前から、元気に運転できるうちに、いつかはベンツって思ってて・・・・(^_^;)
日常で見かけるエンジェルナンバーがよく「６６６６」だった頃があって、物欲に走ってる！っていうサインなんです、エンジェルナンバー的にいうと。
だから、あぁ、車に固執するなってことなんだなぁとわかっていても、やっぱりどうしてもベンツが欲しい。笑っ
確かに、ベンツを所有することで＝幸せだと感じている私の価値観があるわけで・・・・(^_^;)
でもきっと所有したら１ヶ月ぐらいで慣れちゃって、幸せ感は吹っ飛ぶんだろうなぁ・・・・
わかってるのにほしい・・・・笑っ
結局、本当の満足には値しないんでしょうねぇ・・・・・
じゃあ何が幸せかって、またわからなくなる・・・・
いや、今幸せですよ、はい・・・・・

エイブラハムの本を読むと、あれ？、バシャールだったかな？　人は常に変化しているのが安定している状態なのだそう。
立ち止まっているときより、前に進んで歩いている時の方が安定しているのと同じだと説いていました。
だから、止まってしまうと不安や退屈に悩まされてしまうので、少しずつでも変化していくのがいい。変化することが幸せだということにつながるのでしょうね。

その意味でいくと、ベンツを所有したからといって、そこで幸せが完成！　ではないわけで、慣れて退屈になってくるでしょうから、ベンツの所有は単なる通過点でしかない、ということ。そのほかに、変化する事柄をみつけていく必要があるわけです。人はいくつになっても、やりたいこと、夢、目標を掲げて、それに向かって歩み続けることが、その状態そのものが幸せ、ということになるのでしょう。

とっても長くなりましたが、西野さんのトークライブ、とても刺激になりましたし、自分の盲点にも気付かされ、生き方の見直しにもなり、いい時間となりました。
このブログで、みなさんの刺激にもなると嬉しいなぁ