子どもの気持ちは子どもにしかわからない？

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4/14子育てコラムを更新しました

第35回『中1：まず話したいことと本当に話したいことは違う』

こんにちは。
ピースフル・コミュニケーション代表
親業インストラクター
子育てカウンセラー
自分軸カウンセラー

小倉京子です。

昨夜の我が家での会話。

次男（高１）、三男（中２）と私との会話です。

お風呂で体を洗うのに石鹸を使う・使わないという

次男と三男との会話から

歯磨きの話に発展し

昔は私も三人を絶対に歯磨きさせようと

毎日磨きなさい！って怒ってたし、

嫌がる三男の首っ玉（失礼！）を足で挟んで羽交い絞めにし

動かないようにして磨いた・・・・

なんて話をしていました。笑っ

三男「お母さんさぁ、性格変わった？」

私「うん、変わったね」

三男「なんで変わったの」

私「う～ん、やっぱ親業のおかげかなぁ」

三男「最近は、ぜんぜんお母さんとけんかしんもんね」

次男「でもお前がけんか売っとるときけっこうあるよ」

私「確かにぜんぜん言い合いにならないね」

次男「お前（三男）がけんかの元を作るんだって」

私「確かに、怒ってるかなぁと思うときはあるけど、まぁそれなりに対応するから、けんかにならんね」

次男「俺はコイツのことで腹が立っても、面倒だからいちいち言わん。からまれると面倒だもん」

私「からんでくるときは確かにあるね。あといつまで怒ってるのかわかんない、とかね」

三男「そんなことないよ。すぐに機嫌なおすよ」

私「機嫌なおったかどうかわかんないから、しばらく放っておこう、とかは思うね」

三男「親業やっててさぁ、もし、子どもの気持ちとかわからんかったら、いつでも俺に訊いて。子どもの気持ちは子どもにしかわからんのだって、けっこう。そういうもんだよ。だからさ、いつでも訊いてよね」

私「ありがとう。そんときはお願いするわ」

夜寝る前に、なんでもない話からダラダラと話しが派生し、

こんな感じの話を長々としておりました。

三男には時々言われるんですよね。

「お母さんは昔と変わった」って。

昔はすぐ怒っていたそうです。

実はね、もう段々記憶が薄れてきて

どんくらい怒ってたか、段々忘れてきました。

でもどうやらよく、いつも？怒ってたらしい。（;´▽｀A``

確かにね、イライラすると

もう爆発させちゃったほうがすっきりするよ！

って思って

とっとと怒鳴っちゃえ！っていうこと、

ありました

怒鳴ると、子ども達もびっくりして

しぶしぶ言うこと聞きますからね。

早いんですよ、その方が。

でもね、怒鳴る時のエネルギーってすごいから

自分の中で、なかなか収まらない・・・・・。

いつまででも、ムカムカしているわけです。

なかなか普通モードに戻れないから

ずっと怒りモードで対応してるんですよね。

いつまでも機嫌わるい・・・・・・

そういう状態を三男はよく覚えているんでしょうね。

三男が一番手が掛かったので

きっと一番怒られてたんですよ。

私は覚えてないけど・・・・・(^▽^;)

だから、毎日まったく怒らない今の私と比べると

”いったい何が起こったんだ！嬉しいけど・・・・”

みたいな気持ちなんでしょうね。

怒らずに対応できるようになったし

子どもが怒っているときも、それなりに理由があるわけで

それを聞く、受け止める、ようにしていれば

こちらが一緒になって怒る必要がなるなる。

聞けば、”なるほどね～、それで怒ってたんだ！”

って理解できるから

そのまま怒り続ける必要がないし

落ち着けば解決策をみつけていけるんですよね～。

子どもの怒りが私に移らなくなったことも

とても大きいです。

怒りが感染して複数が怒り出すと

それこそ収拾が難しくなりますからね・・・・・

子どもが怒っているときは

子どもが怒っているだけ、

私の問題じゃない！

と心で切り分けできることは

感情が巻き込まれないので、楽です。

もう１つ、三男の言葉、笑えますし、なるほど～と・・・・・。

「子どもの気持ちは子どもにしかわからん」

そういう部分もきっとあると思います。

でもね、わかろうとして関わることはできるんですよね。

同じ気持ちにはならないかもしれないけど

そういう気持ちが起こるんだ！と共感はできます。

だから、理解しようとして一生懸命聞くんです。

話しを聞いてみると、なるほど～と思うこと、けっこう多いです。

でも、聞くまではそれがわかりません。

こっちの想像とぜんぜん違うことがあるんですよ。

だから、ちゃんと聞いてみなきゃね、ってよく思います。

親だからって、全部子どものことを理解できる、なんて

傲慢だと思いますね。

そんなことあり得ないとさえ思います。

それでも、少しでもよくわかりたいと思うし

分かり合える関係は心地いいので

できる範囲での理解を親として試みようとはしています。

三男の言葉は

”大人には理解してもらえない部分がいっぱいある”