騒動の始まりは、三男が次男の下敷きを間違って学校へ持って行っていたこと。



次男が見つけて、三男に怒った。

三男はでも、それは自分のだと言い張る。

似たような下敷きがもう一つ出てきて、やっぱり三男が間違っていたことが判明。



でも、その時点で、次男になじられたことで、すっかり三男も逆切れモードプンプン

学年がひとつ上がったせいか、今までにないほど、ひどい荒れよう・・・・・。

物は投げるわ、手当り次第蹴ったり殴ったり、壁も蹴るわ、すさまじい有様・・・・爆弾

それを見たお父さんも、その状態を叱ったら、さらに火に油を注いだ状態メラメラ



こりゃあいけないあせる親業の出番だビックリマークと必死に対応しました。



「下敷きを間違えたことで、お兄ちゃんに文句言われたのが嫌だったんだ」

「大好きなお父さんに叱られたのも、ショックだったんだね」



三男の気持ちを汲んで、今の気持ちをわかってあげようとするのだが、

いつもなら、ここで少しずつトーンダウンしてくるはずが、

今日は全く三男の怒りが収まらないあせる

どうしちゃったんだろう・・・汗

私が何を言っても

「うるさいっ!! あっちへ行けっ!!」

という何とも悲しい返事しょぼん



あまりに完全に拒否されるので、少しそっとして自分でクールダウンするのを

待ったほうがいいのかも、と判断して

「わかった、お母さん行くけど、怒れるときは話すと少しすっきりしたりするから

 話したくなったらお母さんの所へいつでもおいで。

 いい? ちゃんといつでも話聞いてあげるから・・・・」


そう言って、荒れ狂ってた三男の手を握りました。

そうしたら、「うん・・・」と急に一瞬いつもの三男戻ったので、

そこでピンときました!!


「そうか、怒りすぎて、引っ込みがつかなくなったんだね。

 どうやって引っ込みをつけたらいいか、わかんなくなったんだね。

 バカだねぇ・・・・。 お母さんとなりの部屋にいるからいつでもおいでよ」


と話かけながらハグして頭をなでてやり、私は部屋を出ました。

あとは自分でなんとかするだろうと期待して・・・・。



すると、5分もたたないうちに、

いつもの三男にもどって私のところへやってきました。

そんな三男を見て、涙があふれてきました。



なぜって、自分から怒りを引っ込めてもとに戻った姿をみせるのは、

きっととても勇気が要っただろうということが想像できたから・・・



私はもう一度三男の頭を無言で撫でてやりました。


めでたし、めでたし・・・・。




コスモスコスモスコスモスコスモスコスモスコスモスコスモスコスモスコスモスコスモスコスモスコスモスコスモスコスモスコスモス