後楽園球場(当時)人工芝の構造
について解説したカード。
カルビープロ野球1976年度版(#422)より。

この画像だけパッと見て、
野球カードだと思わないだろう。
長嶋や王のカードを期待して買った当時の子供はコレが出たらガッカリしたのではないか?
人工芝の構造なんて、こんなもん子供に解説してどうしようというのか?
豊洲市場の盛り土問題を伝えるニュースでこれとソックリな画像を見たことある。

Wikipediaによると、
「同年から後楽園球場で日本初敷設となった人工芝にまつわるカードや、変化球投球の握り方といった技術的な紹介という様なカードまで登場した。」
とある。
カード裏のキャプションには
(人工芝に)かかったお金はざっと3億円也」
と書いてあった。
後楽園球場が日本初のドーム球場に変わるのが1988年。
最先端を行く球場だったんだろう。
しかし人工芝は下地がコンクリートやアスファルトであることから選手の足腰に負担がかかるという声が聞こえるようになり、
現代でメジャーリーグの球場などでは天然芝に回帰しているところも多い。

コレクターにとっては、
いわゆる珍品扱いか?
だからと言って高くなってる訳でもない。
掛布雅之(阪神)
大谷翔平(北海道日本ハム)

カルビープロ野球カード
左1980年版 右2016年版

こんなに大きさが異なる。
藤浪晋太郎(阪神)
唐川侑己(千葉ロッテ)

フォームが全く同じ。