「朝活中間報告会」2016年6月18日(土)9時 赤坂チャンスシアター
宮苑晶子さんと土屋舞さんが同じステージに立つ。2年半のときを隔てて。
それぞれの道を進む中で、お互いの状況報告や相談をする「朝活」。その中間報告会。
だから私はトークかシンポジウムかという予想だったのですが、歌も踊りもあるライブでした。予想外のライブで、私のライフはゼロになりました。
一番ゾクッときたのは舞さんがずっと前のソロライブで見せた『ダンス』の再演。ただ再演するのでははなく、朝活の成果が新たに加わる。晶子さんが英語の歌を日本語に訳して歌い、舞さんが踊る。英語の歌を日本語に訳すと違和感が出たりすることがあるけど(洋画の字幕とか、アレ止めて欲しい、、、)、晶子さんの付けた歌詞は素直に耳に入ってくる。なぜだろうか?きっと言葉が生きているからだろう。一年間ずっと、作詞家を特集した言葉を噛みしめるライブを毎月行ってきた成果だと思う。
それから舞さんのダンスは以前のそれとは違って見えて、特に表情の奥行き・重なりを感じました。(ライブ終了後、御本人にそのことを伝えようとしたんですが、伝わる言葉にできず。何しろライフがゼロで頭が働かなかったので。冷静になって言葉にしてみようと思います。)
ダンスにしても芝居にしても、その構成は「話し」とそれを演ずる演者の「身体」の2つが要素にあると思います。その身体の部分で以前観たときよりも素敵だと感じました。身体の動きはもちろんですが、最も良いなと思ったのは「視線」であり「表情」。悲しみの淵にありながらも喜びの表情を浮かべる。闇の中の光だから美しく思える。
私は世の中の出来事は表裏一体の性質を持っていると考えています。喜びとか悲しみは別箇の存在ではなく。コインの裏表のような一つの事象に対する見え方の違いだと思います。そういう視点で物事を見ているので、相反する感情の入り交じる奥行きや重なりが表情から、これまでになくハッキリ感じられて、とても印象に残る演目でした。

