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ラメライブ!~みんなで叶えるチャンピオンズリーグ~

主にサッカー(特にイングランドプレミアリーグ)について

 お久しぶりです!なんかめんどくさくなっちゃって3ヶ月以上も放置した結果、今に至りました笑 楽しみにしてくれた人に申し訳ねえっす。というわけで久々の更新となります。
 
 いやぁ、しかし素晴らしい試合でしたよ本当に。4-1ですよ、しかもあの
マンチェスターシティに。凄くないですか?いや夢かなって疑ったけどこれ、夢じゃないんですよね。夢なき夢は夢じゃないんですよ!笑
とにかく試合前は誰もシティに勝てるなんて思ってませんでした。何せ昨季まで4連敗中でしたからね。その間0-6や1-5なんていう糞みたいな大敗もありましたよ。もう勝てねえんじゃねえかって絶望もしました。しかし、そんなことはなかったんだじぇい!

 というわけでおふざけはこの程度にしといて、まずは両チームのスタメンから。



 スパーズの方はほぼベストメンバーで臨んだ一方、シティは大黒柱であり生命線でもあるハート、コンパニ、シルバの3人を欠いています。さあこれがどう出るか。

 立ち上がりから両チームともに積極的にゴールを狙う姿勢が見られたが、先制点はシティに生まれました。セットプレーの流れでウォーカーの横パスがずれてシティが一気呵成のカウンターを仕掛けると、ヤヤ・トゥーレのスルーパスから最後はデ・ブライネ。オフサイドかとも思われましたが副審の旗は上がらず。自分達のミスというなんとも嫌な形で相手に先制点を奪われてしまいました。

 先制点を取られたスパーズはその後一気に攻め込むがフィニッシュの精度を欠いてしまい中々点には繋がらない。もうダメか、そう思った前半45分でした。ケインとエリクセンのパス交換の合間に右サイドを駆け上がったウォーカーにボールが渡ると、そのウォーカーからのライナー性のクロスにソンフンミンが合わせるもGKカバジェロが好セーブ。好機潰えた、かに思われたが先制ゴールを挙げたデブライネからなんとプレゼントパスが!これに反応したダイアーが鮮やかにミドルシュートを沈め、前半のうちに試合を振り出しに戻しました。


 しかし、よく見て欲しい。ウォーカーの位置は完全にオフサイドであるのだ。これは副審の判断に救われた格好となり、何とも言えない形で前半を終えました。

 迎えた後半。後半開始5分に右サイドでフリーキックを得ると、ラメラが入れたボールにアルデルヴァイレルト(名前長いので以下、トビーと呼ばせていただきます)がフェルナンドと競り合いながらも力強くヘッドを決めてスパーズ逆転。この場面はカバジェロがうまいことゴールを開けてくれてたのも奏功しました(そこがハートとの差なのかしら?)。とはいえ、トビーの嬉しいプレミア初ゴールでリードを奪いました。

 このゴールでスパーズは完全に波に乗りました。61分、ラメラがPA手前でファウルをもらうとFKの名手、エリクセンが放ったボールはカバジェロのセーブに遭うものの、こぼれ球に鋭く反応したケインがダイレクトでゴール!ケインは今季リーグ戦&公式戦嬉しい初ゴールです!昨季21得点と大ブレイク。ソルダード、アデバヨールという2人の先輩FWが退団し、いよいよ「エース」という重い看板を背負うことになった今季。ここまではなかなか結果が出ず本人も苦悩したことと思いますが、ようやくゴールが生まれました。これをきっかけにして彼の爆発に期待しましょう!

 さらに勢いは止まらず69分にはCKからシャドリがフリックしたボールにソンフンミンが合わせますが、ここは副審の旗が上がりオフサイド。シチズンズにとっては「最初から旗上げろよ!」といったところでしょうか....そして幻のゴールから10分後、ついに「正真正銘」のゴールが生まれます。交代で入ったエンジエが快足を飛ばして右サイドを突破。その折り返しに反応したラメラがオタメンディとデミチェリスの同胞2人を交わし、無人のゴールに流し込みました。ラメラもこれが今季初ゴールで、これで4-1。ラメラもなんやかんやと批判されますが、それは期待の裏返し。このゴールを期に波に乗ってくれると信じています。そしてエンジエまじえんじぇー!。レノンがいなくなり一抹の寂しさを感じていましたが、彼の加入によってそれを埋めてくれるどころか前任者を上回る活躍が期待できそう。そんな感じさえ私はしました。これからの彼の飛躍に注目するとともに、リヨンには本当に頭が上がりません(ロリスも貰いましたし、ね)。

 試合は結局、4-1で終了。スパーズにとっては2年半振りのシティ戦勝利となりました。2年半前のシティ戦でゴールを決めたベイルとデンプシーはもうここにはいません(泣)。しかし、今日は若い力が躍動し、新たな時代の幕開けを感じさせる勝利となりました。そしてなにより、ここ2年勝てなかったシティに一泡吹かせたことで、「マンチェスターの犬」という汚名を返上できたとともに、「あ、スパーズも油断ならねえな」ということをシティのみならずほかのチームにも十二分に示せたこと。なによりそれに大きな意義があると筆者は感じます。しかし、まだシーズンは始まったばかり。いきなりマンチェスタ・ユナイテッドどアウェイで当てられ、ウォーカーのオウンゴールが決勝点となって敗れた開幕戦。2-0とリードしながら終盤に追いつかれたストーク戦。先制した1分後に追いつかれたレスター戦。何度もチャンスを作りながらも結局点を奪えなかったエバートン戦。今季のスパーズは、苦しい立ち上がりとなりました。ですが、相手の組織的な守備に手を焼きながらもメイソンが相手と交錯し負傷しながらも挙げたゴールで初勝利を飾ったサンダーランド戦からチームの状態は上向いている。そう思います。まだ先は長いです。これからまた不調に陥るかも知れない。先のことは誰にも予測できません。ELや国内カップ戦との両立も課題です。しかし、今日の勝利で選手もファンも確かな手応えを掴んだのは事実です。それを財産にして、長いシーズンを実りのあるものにしていってほしい。それが、一ファンである筆者の切なる願いです。<終>