を読んだぞーーーーーーーー


以前から気になってはいたんだが

赤僕にそれほどハマらなかったので

あとNYNYにも。

どんなもんかと思いつつまぁ、いつかでいいや

とか思ってたんですが。


漫画は長編になればなるほど

読みたい

というエネルギーがないとだいたい挫折します。

なにをやっても飽き性でしかも気分屋なのがわたしという人間です。


で、読みたいという熱がふっとやってきたので全巻レンタルしてきて一気に読んだ。


じつに面白かった。

ハマるという表現でいえば

前半はハマった。キャラにハマった。

でも後半はただただストーリーが気になってハマるとかそういう次元じゃなくなった。


テニスが面白いんですよ。

純粋に。

萌えるとかときめくとかそういうたぐいは、なくなる。

はっきり言って、もう全員イラつく。


けどきっとそういう部分を描くというのがこの漫画の趣旨なんでしょう。

なので、思いっきりイラつかせていただきました。

でもその中で進んでいくテニスは面白い。

手汗握るし、展開も読めないし、決着がつくとなるほどそうきたかと思う。


テニスの試合はメンタルで左右されるとかよく目にしますが。

それを実に分かりやすく、読んでいるものの目の前に展開する画面が凄い。

視線の動き、体のライン、髪の毛のあおられ方。

文字を追う前に飛び込んでくる、絵の表現にわくわくさせられる感覚がとても楽しかった。


テニスの孤独に自分自身とたたかうというイメージがやっぱり私は好きです。


自分の過去記事を読む。

ほぼBL感想なのが笑えますがww

でも何気に自分の感想面白いぞ。

そりゃ、自分の好きな本のことしか書いてないから自己満足に浸れるのは間違いないんですが。


パッションだけで、内容がどんなんだったのか書かれてないあたり私だなぁと思う。

これじゃどんな本だったんかわかんないよ。

よく脱線するしね。


でも感想かくのって大好き。

書くことが好きなので、ひっそりと誰にも目につかなくてもいいの。

そりゃ読んでもらえるほうが何倍も嬉しいですけど。


BLでどんだけ前向きになってんだー

って突っ込みながら読んでた。

すごいね。

好きってパワーは凄いね。


今更ながらにあの本の感想書いてないじゃん。

とか

これ下書きのまんまだわ。

とか

けなげ受のランキングってやったっけ?

とかいろいろ思い出すことが(笑)



とんとBL読まなくなったなぁ…

なんというか自分の中の大好き作品がいっぱいいっぱいになってる感じ。

これ以上ははいらんぞっていう。

一度好きになるとずっと好きなんですよ。

どうでもよくならないし、興味も薄れたりしない。

なんどでも「これおっもしろかったなぁ!」ってテンションがあがる。

なので、新しい作品読んでも

「どっかでよんだな~」

ってなっちゃう。


それは作品に対して失礼。

その作品が好きな方にも失礼。


だったら読まない。

極端なんですよね。


また面白BLを探しまわる波がきてくれんもんかね~。

18日土曜日ソワレ観てまいりました。




まず、最初に。


日吉役の木戸くんが19日大阪千秋楽公演にて、怪我で途中から舞台に戻れなくなったこと。


非常に辛く残念な気持ちです。


本人が一番悔しく思っておられるでしょう。


どうか心身ともに元気になれるよう心より祈っております。




自分が見に行った公演の次の日に、まさかの情報で一気に舞台の感想が飛んでしまったわけですが。


実技を実際に見たあとなだけに、背筋が冷えました。


それほどすごかったです。タンブリング。


途中から拍手忘れて食い入るようにみてしまった…。






さて。


キャスト目当てで行く気になったタンブリング。


いっちゃあなんだけど、1も2もドラマでさえもリアタイしてません。


舞台DVDだけは観ました。


なんていうニワカもニワカな状態での観劇です。




こないだBASARA見に行った時も同じ劇場で、同じような席だったんですが。


二階席だったんだけど。


すっごい見やすかったびっくり。


BASARAの時は前が男の人で(なんでよりによって…あんなに女子ばかりなのに…笑)見えにくかったんですよね…背が低いから余計に…


ちゃんと表情までみえるうう…




しかし、通路での演技は悲しいかな声しか聞こえませんでした…




折しもこの日は、関西東海にかけての急な雷雨に見舞われた日でもありました。


大阪着いた時は晴天で、心斎橋に着いた時は日が陰ってるね、よかったね~なんて話してたくらい。


ちょっと心斎橋付近で用済ませてたら、気づいてみれば雷が。豪雨が。


え?


なにこれ?


というか建物から出られない…。どうにかこうにか劇場まで来れましたが。


案の定、開演時に間に合わないお客さんのために遅れて始まりました。


それでもこれなかったお客さんいらっしゃるんじゃないかな。結構空席ありました。




そんな状況をきょろきょろしつつ、いきなり始まる。


緞帳がないからいつ始まるかわからないwww


舞台セットは1、2の時と同じ感じでわかりやすくしてましたね。




まずはプロローグ。


物語のとっかかり。主人公の過去から。


新体操アンサンブルの方たちの実技は毎回圧巻。


DVDでも凄いってなったけど、生でみたらあれはもううそっこや!!って気分になった。



過去の出来事から、OPへ。
ダンスと歌の見せ場全員が出てくる所かっこいい。
これみたら、タンブリング舞台~ってなりますね(*^.^*)

そして現在軸となり
物語がはじまります。

のっけから、個性溢れまくる面々のやり取りが面白くて面白くて( ´艸`)
ばーちょん演じる木下部長のはげしさったらなかった!
一気にもってかれた!!

なんであれだけやって喉だめになんないの(・∀・)

一幕は本当に笑った笑った。
テンポが良すぎるんだものー。

二幕はそれぞれの内面に向かうストーリー。
青春活劇としてはありがちな、将来と夢への葛藤って流れなんですが。
これが、意外とぐっさぐさくる。

一番痛かったのは、木下部長の何をやっても夢に向かえないようになってんだ俺はって激昂する場面。
セリフはこうじゃなかったかもだけど…こうゆう感じのとこね。

月岡が部長日誌読みはじめるあたりから、涙がばーばー流れだしてなんだこれは、なんで泣いてんだ…と思いながら。
けど、すごく木下部長の想いは理解できたし、ばーちょんの喋り方の抑揚や動きが上手いもんだから、余計に気持ちが入ってくる。

夢に向かうぜ!やるぜ!だけの一生懸命ってのは、若けりゃ感動するけど、とうがたったような私には眩くて苦笑でちゃう。

挫折のりこえ、乗り越えた先に壁があって、乗り越えるか、うち壊すか悩み、結局回り道、夢までの道のりのなんとけわしきことか…
ぐらいやってもらってちょうどいい。

そんな私にも届いた、感動が…。

まっっったく内容に関しては、何とも思ってなかっただけに、突きつけられた完成度に度肝ぬかれた。

もちろん水沢や、月岡、日吉、土橋、南、全員か!全員だ!
全員に涙した。
なんかもう号泣したんで、誰がなにとかわからない。

キャストの本気泣き演技にもぐっときた。
土橋の顔覆って泣くのが、胸がいたかった。日吉と木下の最後の会話が無性に泣けた。

東京公演では、スタオベだったようで。スタオベできる劇場かどうかわからなかったんでしなかったですけど、心の中ではスタンディング拍手でしたヾ(@°▽°@)ノ
劇場内の拍手の大きさったらなかった。

前や横の席のお嬢さん方も涙ふきふきオペラグラスのぞいてて、忙しそうだった(^∇^)
みんなすすり泣いてて一体化してた。
そうゆう舞台ってやっぱ素晴らしい舞台なんだよな。
現実から切り離されてるの。

凱旋公演も頑張ってほしいです。

今年行くメインの舞台が素晴らしくて、とても嬉しい。

ひっさびさのテニミュだよお。


夏冬公演をひとつにまとめての公演。

三時間でした。


なんというか。

ダブルス駆け足すぎる。

あと六角が出てる意味があまりわからない。


という点においては残念でしたが。


レベル高い舞台でした。

テニミュってこんなにちゃんとした舞台だったっけ?

って思うほど(笑)歌もダンスもテニスも豪快でした。


これから凱旋公演迄の間にどんどんとネタも日替わりもベンチワークも上手くなるんだろうなーと思いながら・・・


曲が今回多くてまるでドリライのごとく次々に歌い上げてくれましたね~。

だからか、ラスト一曲が途中までラストだって気づかないくらいだったよ。


初日にふさわしい舞台だったんじゃないかと思います。

怪我のないように、大楽まで駆け抜けてほしいです。


しかし運動量どうなってんだろうな~…


次は比嘉ミュ…

これも楽しみです。とくにまっちゃんを超える田仁志くんが見つかるかどうか…


あと、客は開演時間まもれ。

遅れてくんな。

遅れたら幕間まで立ち見させとけ。

前ちょろちょろさすな。

マナー以前の問題だろうが。

時間守れんならチケとるな。


さて。

今月はタンブリングの舞台も控えております。

たーのしみ。

キャストのほとんどがテニミュ卒業生ということもあってか、わくわくです。

しかも四天キャス多い~

なんという四天ミュキャス好きホイホイ…

ホイホイ理由だけじゃなく見せる舞台になってることを期待してます。


大阪公演見に行くんですが(舞台は大阪でみてしまう)

東京公演は過去キャスト飛び入りとかおまけ付チケとかあるのに

大阪公演はなんもなしです。エーーーー。

まぁ、本拠地は東京だから、いたしかたない。忙しい合間をぬってのゲストなんだから、遠征させるのには忍びないし…

と謙虚な心をもってまいりましたが。

大塚製薬 MATCH

を東京公演でくばります☆みたいなツイート見て

温厚なわたしもついに言ったね。


おい。MATCHくらいよこせや(怒)


とね。

こすいいわれましたけどもね。

おなじ金額払って(しかもなんかしらん大層な手数料つきでね。テニミュなんて0円だぜ0円どんだけ良心的なんだ)観にいくんじゃろーが

炭酸水のいっぽんくれーケチケチせずくばれや

という本音がでますよね。

毎日暑いし。


九月はabcです。

これも楽しみです。

どんなのかわかんないけど。

一回表しか見たことないんだが。

楽しんできますよ。


11月は棚ボタ式に八犬伝観にいけるしね★

いい舞台だといいなぁ。


あとおおかみこどもみてきた。


もう先週の

お話。


時間たつの早い。


さて。小野さんの残穢おもしろかったです。

怖いというよりい気味悪い。

小野さんの怖い話ってけっこう泣けるお話とかだったりするんだけど。


今回のは怪談、怪談、怪談。

どこまでさかのぼるのおおおおお

っていう。


しかも語り手が小野主上ご本人なので、どこまで本当か小説なのかラインが微妙っていうのが一番怖い^^

部屋で変な音がするんです。

畳をさーっと掃くような音なんです。

から怒涛の展開。


ちょっとまってよくそこまで入り組んだ話を…

関係図を作ってくれ・・・


でもこの全部を作りだそうとするのが、小野さんならではの展開ですよね…

村いっこ…いや世界いっこつくる作家だもんな…。


読んでてなるほど―と思ったのは

なにか不思議なことがあって、

これは不思議なことだ

と素直にうけとめられるひとが

霊感があるにつながるのではないか

といいうところです。


何か理由があるはずだ。

どういう現象だ

どう理屈をつけたら説明できるんだ

とこねくり考えるひとはたいてい

霊感はない。


もうひとつの鬼談百景はちいさな怪談がいくつも入っていて

ぞっとします。

なんでこんなことになったのか

説明つかないのが気持ち悪いです。

そういう私も

霊感はゼロです。


人の機微には敏感なくせに^^

鈍感になりたい。



おおかみこどもも面白かったです。

ともだちが終わったあと開口一番

「しんどい」

って言ってたのが的をえている。


こどもを育てるって大変なことだ

というのは母親になったことないわたしでも、誰かのお母さんであるひとの五分の一くらいは理解できる。

まず、なにがなんでも

投げだせない

というのが子育て。

自分の子を自分の手が離れる迄、守って、助けて、教育しないといけない

それはどんなに力のいることか。


それでも母親は

「一番手がかかるときが終わってみれば、時間アッと言うまでも、あのころが一番楽しかった」

というのだ。

過ぎてみなければ、楽しかったとは気づかないというのが、必死さを物語っていると思う。


劇中、語り手はずっと娘である雪。

これは雪が母から聞いた話を再現する映画だと思って見た。

だから雨の描写が、母親視点でしか捉えられないようになっているんだなと。


ひとから聴いた話を、再現する描写がリアルだなあと思った。

ひとは見聞きしたら主観がはいる。

こうであって欲しいなぁ。

こうだったら気が晴れるなぁ。

が必ず入る。

納得しなけりゃ、自分の中に入らない、入ってこない。


だから伝聞は美談になる。


そうゆう映画だった。

この映画は、若者ではなく、今母親業に精を出しているママさんでもなく。

子どもの手が離れた、50代、60代の主婦におススメなんではないかと思いながら見た。