18日土曜日ソワレ観てまいりました。




まず、最初に。


日吉役の木戸くんが19日大阪千秋楽公演にて、怪我で途中から舞台に戻れなくなったこと。


非常に辛く残念な気持ちです。


本人が一番悔しく思っておられるでしょう。


どうか心身ともに元気になれるよう心より祈っております。




自分が見に行った公演の次の日に、まさかの情報で一気に舞台の感想が飛んでしまったわけですが。


実技を実際に見たあとなだけに、背筋が冷えました。


それほどすごかったです。タンブリング。


途中から拍手忘れて食い入るようにみてしまった…。






さて。


キャスト目当てで行く気になったタンブリング。


いっちゃあなんだけど、1も2もドラマでさえもリアタイしてません。


舞台DVDだけは観ました。


なんていうニワカもニワカな状態での観劇です。




こないだBASARA見に行った時も同じ劇場で、同じような席だったんですが。


二階席だったんだけど。


すっごい見やすかったびっくり。


BASARAの時は前が男の人で(なんでよりによって…あんなに女子ばかりなのに…笑)見えにくかったんですよね…背が低いから余計に…


ちゃんと表情までみえるうう…




しかし、通路での演技は悲しいかな声しか聞こえませんでした…




折しもこの日は、関西東海にかけての急な雷雨に見舞われた日でもありました。


大阪着いた時は晴天で、心斎橋に着いた時は日が陰ってるね、よかったね~なんて話してたくらい。


ちょっと心斎橋付近で用済ませてたら、気づいてみれば雷が。豪雨が。


え?


なにこれ?


というか建物から出られない…。どうにかこうにか劇場まで来れましたが。


案の定、開演時に間に合わないお客さんのために遅れて始まりました。


それでもこれなかったお客さんいらっしゃるんじゃないかな。結構空席ありました。




そんな状況をきょろきょろしつつ、いきなり始まる。


緞帳がないからいつ始まるかわからないwww


舞台セットは1、2の時と同じ感じでわかりやすくしてましたね。




まずはプロローグ。


物語のとっかかり。主人公の過去から。


新体操アンサンブルの方たちの実技は毎回圧巻。


DVDでも凄いってなったけど、生でみたらあれはもううそっこや!!って気分になった。



過去の出来事から、OPへ。
ダンスと歌の見せ場全員が出てくる所かっこいい。
これみたら、タンブリング舞台~ってなりますね(*^.^*)

そして現在軸となり
物語がはじまります。

のっけから、個性溢れまくる面々のやり取りが面白くて面白くて( ´艸`)
ばーちょん演じる木下部長のはげしさったらなかった!
一気にもってかれた!!

なんであれだけやって喉だめになんないの(・∀・)

一幕は本当に笑った笑った。
テンポが良すぎるんだものー。

二幕はそれぞれの内面に向かうストーリー。
青春活劇としてはありがちな、将来と夢への葛藤って流れなんですが。
これが、意外とぐっさぐさくる。

一番痛かったのは、木下部長の何をやっても夢に向かえないようになってんだ俺はって激昂する場面。
セリフはこうじゃなかったかもだけど…こうゆう感じのとこね。

月岡が部長日誌読みはじめるあたりから、涙がばーばー流れだしてなんだこれは、なんで泣いてんだ…と思いながら。
けど、すごく木下部長の想いは理解できたし、ばーちょんの喋り方の抑揚や動きが上手いもんだから、余計に気持ちが入ってくる。

夢に向かうぜ!やるぜ!だけの一生懸命ってのは、若けりゃ感動するけど、とうがたったような私には眩くて苦笑でちゃう。

挫折のりこえ、乗り越えた先に壁があって、乗り越えるか、うち壊すか悩み、結局回り道、夢までの道のりのなんとけわしきことか…
ぐらいやってもらってちょうどいい。

そんな私にも届いた、感動が…。

まっっったく内容に関しては、何とも思ってなかっただけに、突きつけられた完成度に度肝ぬかれた。

もちろん水沢や、月岡、日吉、土橋、南、全員か!全員だ!
全員に涙した。
なんかもう号泣したんで、誰がなにとかわからない。

キャストの本気泣き演技にもぐっときた。
土橋の顔覆って泣くのが、胸がいたかった。日吉と木下の最後の会話が無性に泣けた。

東京公演では、スタオベだったようで。スタオベできる劇場かどうかわからなかったんでしなかったですけど、心の中ではスタンディング拍手でしたヾ(@°▽°@)ノ
劇場内の拍手の大きさったらなかった。

前や横の席のお嬢さん方も涙ふきふきオペラグラスのぞいてて、忙しそうだった(^∇^)
みんなすすり泣いてて一体化してた。
そうゆう舞台ってやっぱ素晴らしい舞台なんだよな。
現実から切り離されてるの。

凱旋公演も頑張ってほしいです。

今年行くメインの舞台が素晴らしくて、とても嬉しい。