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J1浦和レッズは4日、埼玉スタジアムでFC東京と対戦する。槙野智章は「今回は僕がやる」とリベンジを誓った。
シーズン前半戦の5月26日、FC東京のホームで対戦した際には終盤にリードを奪って勝利目前まで迫ったものの、後半アディショナルタイムに痛恨の失点を喫して引き分けに持ち込まれた。その同点ゴールを決めた森重真人のマークについていたのが槙野だった。
大事な場面で森重に仕事をさせてしまった槙野だが、試合後にももて遊ばれた。ミックスゾーンで顔を合わせると、マークを外され同点ゴールを決められたことをいじられた。2人はかつてサンフレッチェ広島の下部組織で同じ釜の飯を食った仲。今では違うチームでともにDFとしてプレーしているが、少年時代には2トップを組んでいたという奇妙なつながりがある。
「小学校の時は広島市の同じ西区で育ちましたし、ジュニアユースでも同じで昔から知っている仲なので、違うチーム同士になってもこうやって戦えるのは楽しみ」。
今でも仲がいい分、やられた時の悔しさは大きい。前回の対戦ではネタにされて苦笑いするしかなかっただけに「いいんじゃないですか。今回は僕がやるんで」とあの時の借りを返すと意気込んでいる。
因縁があるのは槙野と森重の間だけではない。この2人とともに浦和の柏木陽介と梅崎司、FC東京の太田宏介は2007年に開催されたUー20ワールドカップで日本代表として戦った間柄だ。今回は柏木が出場停止、太田がけがで欠場するが、本来であれば「調子乗り世代」が5人もそろうはずだった。
欠席2名により少し寂しい“同窓会”にはなるが、その影響で注目のポイントが新たにできている。柏木の出場停止により、普段は左サイドでプレーする梅崎が2シャドーのポジションに入る可能性が出てきているが、そうなると梅崎と森重がマッチアップする確率が高くなる。
この2人も昔から互いをよく知る仲だ。ユース代表で一緒だっただけでなく、かつては大分でもチームメートだった。当然、前回の試合の後には槙野同様に勝ち誇られる結果となり、「この前は色々言われた」と苦笑い。今回はマッチアップで沈黙させ、こちらが言い返す番だと対戦を心待ちにしている。
取材・文:神谷正明
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