避難所生活には、災害救助法が適用されます。すなわち、食費と経費が国から自治体に支給され、その裏づけに基づいて食事などが支給されます。避難所にいると、1人ではないという安心感はあるものの、寒い、暑い、うるさい、プライバシーの確保が困難、まぶしい、暗い、寝られないなど、自分の生活環境をコントロールできない状態が続きます。風呂はほとんどのところでありません。バスに乗って遠くまで入りに行く人もいるようです。最も困難なのはトイレです。 

 

★トイレ不足 

ほとんどの避難所は、バリアフリーではありません。特にトイレは、バリアフリーではないうえに、設備の数も不足しがちです。トイレの数が足りずに、いつも並んでいるということになると、少しでも身体が不自由な人などは特に、トイレの回数を減らすために水分を取らなくなり、結果として脱水症状になる場合もあります。トイレが外にあり、寒いなどという場合には、なおさら行くのが面倒になるでしょう。トイレが使えないだけで、住宅は使えなくなります。避難所に行かなくてすむような工夫を凝らして、「自宅に避難」するようにしましょう。 

 

■建物を地震から守る第一歩 

建物を地震から守るためには、耐震性の確認が第一歩です。新しい建物で、基準どおりに造られていれば、地震に強いのは当たり前です。それでも、耐震偽装事件のようなこともありますので、立ち止まって考えてみる必要があります。東日本大震災以降、東京でマンションや民間ビル、公的な施設など、ひびが目につくことが多くなりました。地震によるひびなのかを理解していない場合は、維持管理をしていくうえで、的確な状態が捉えられません。日ごろから、建物の屋上から足下の基礎部分までざっと眺める目視点検を行っておきましょう。専門家ではなくても、わかることはかなりあります。3ヶ月に一度程度は実施しましょう。防水の状態やエアだまり、雑草繋茂、排水口付近が詰まっていないかなどをチェックします。高置水槽がある場合は、水漏れや架台の塗装の状態などを見ておきましょう。共用部分の内側は、階段を使いながら廊下、床、壁、天井をすべて見ておきます。天井に設置されている照明器具や消火器及び消火器ボックスなども、確認できると思います。メーターボックスものぞいておくと、メーター周りの水漏れなどが早期に発見できます。屋外階段やバルコニーの上げ裏なども見ておくようにします。染みのような跡がないか、鍾乳石のようなつららがないかなどをチェックすることによって、上面の防水層の劣化状態がわかります。記録する図面も必要になります。平面図と立面図をコピーして書き込んでいきましょう。 

 

 

 

 

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