プルタブ疲れた身体を預けにいこう といかけて息遣いを繰り返したマスクは少しばかり クリアになりながらぼくはまた 明日を泣きながら 泣きながら抱きしめたのか 抱きしめてほしいのかそっと そっと 時よ止まれ祈りながら少し甘めの コーヒーのプルタブを今日もまた ポケットにしまいながら胸に問いかけた答えは 今日も探しながらあの冬のように あの夏のようにまた 年賀状や 暑中見舞いやぼくはまだ なにもつかめないまま