今日のパスタ屋のバイトの客に頭くさい女出現。40さいくらいのフィリピンパブ系で、頭からはガソリンにグラナパダーノチーズを適量振ったような臭いを発している。
そして僕は己の無力を知った。
とても臭かった。みんな見ていた。臭かった。ただただ汚いと思っていた…ああ無力な自分…こんな公共性を損ねるような客に対し僕はアルバイトという立場に縛られ、お冷やを頭からかけてファブリーズを三回半かけてやるということさえできないのだから…。そして僕はその客が帰ったあと、その残り香とパスタの残骸の中で立ち尽くしていた。みんなを守りたかった。