【純喫茶バーガー3】Fiddler(御徒町) 純喫茶バーガーは庶民のためにあり続ける | ホットケーキ先生談話室(旧ホットケーキ☆純喫茶りみっくす)

ホットケーキ先生談話室(旧ホットケーキ☆純喫茶りみっくす)

ホットケーキ&純喫茶レポばっかし食べブログ
ブログ活動は2014年末をもって引退しております

ハンバーガーを提供している純喫茶は探してみても数軒しか見つからない。

ハンバーグサンドヰッチなどはよく見かけるのだが、

ハンバーガーを提供するとなると何か難しい事情でもあるのだろうか。



純喫茶バーガー捜索が難航する中、既にホットケーキ先生訪問済みな純喫茶の中でも

ハンバーガーを提供している純喫茶を思い出した。


ハンバーガーとホットドッグが主力の店だが、コーヒーを初めとしたドリンク類も豊富で、

喫茶店と名乗るには十分すぎよう、御徒町近くのガード下「Fiddler」


童話「三匹の子豚」の次兄豚の名前が由来のようである。

店内に豚グッズが所々に見受けられるのはそのためか。



前回訪問時 と全く変わっていなかったわけだが、

前回は新聞読んでて暇そうだった店主は今回は常連客と談笑していた。


その常連客が帰る時はSee you again!と言って見送るなど、実は陽気な店主のようなのだが、

ボンネット喫茶平林 の店主と何か共通するものを感じさせる。

うまくは言い表せないが、アメリカに対する憧れのようなものがあるのかもしれない。



カード下なのに階段があるのも妙だが、よく見るとVIP Roomと書かれた紙が置いてあった。

しかし階段の途中に物が置いてあったりで、とてもVIP Roomには思えない。

きっと店主のプライベートルームであろう。



いろいろ種類が揃っていたが、ここはシンプルにフィドラーバーガー。

ボンネット@熱海ではフライドポテト付きであったが、こちらではポテチ付きだ。

やはりポテトとハンバーガーはいつの時代も切り離させない関係なのだろう。


何よりも320円(消費税5%時)いう価格はもはやマクドの期間限定品にも引けを取らない安さである。

恐らく創業時から大きな値上げはしていないのだろう。

純喫茶バーガーは昭和の頃から庶民の味方であり続けている。



ハンバーグがかなり柔らかめで、恐らく冷凍ハンバーグを湯煎して軽く焼いたものであろう。

ソースも何も無く、レタスとハンバーグとバターのみではさすがに肉の脂がダイレクトに感じる。



どうやら備え付けのケチャップとマスタードをつけていただくのがデフォルトのようだ。

シンプルなバーガーであるが、この値段であればマクドナルドより肉を食べた気になることができる

フィドラーバーガーを選びたい。



非常にアメリカナイズな喫茶にもかかわらず、

ライターはバドワイザーではなく一番搾りであったことも変わっていなかった。


なお、その後ろのドーナツは自由が丘ドーナツと書いてある。

純喫茶で自由が丘という名前を聞くととても新鮮に感じる。

純喫茶バーガーも今風なものに近づいてきているとも言えるかもしれない。



【純喫茶バーガーシリーズ】


1 創業60年超グルメバーガーの原点を探れボンネット (熱海)

2 若いムードに若いセンスが息づく純喫茶バーガー喫茶平林 (横須賀)

3 純喫茶バーガーは庶民のためにあり続けるFiddler (御徒町)

4 老舗ベーカリー仕込みの純喫茶バーガー

5 自家製パテにサラダがうれしい純喫茶バーガー

6 純喫茶に新風を吹き込んだ純喫茶グルメバーガー




☆★☆Fiddler☆★☆
住所 台東区上野5-20-3
営業時間 8:00~21:00無休
メニュー 前回訪問時 参照。今回はランチサービスセットは無かったです。