閉店しました。跡地は池田屋珈琲という喫茶店になっています
大阪の純喫茶を探すには元気な商店街を探すのが手っ取り早いな。
続いては東大阪市のフラワーロードほんまち商店街へ!
東大阪といっても布施は歩いて大阪市に入れるほど大阪寄りの街です。
商店街の一番奥にある一際昭和な香り漂う一画が見えてきます。
なんと創業70年の歴史を誇り、店主は既に2代目というから純喫茶の中でも老舗中の老舗「喜村家」です。
妙にフルーツパフェ系のメニューが多いけど、見るのはそっちじゃないでしょ
先生マニアなら一番奥で健気に頑張っておられる先生を応援してあげなければならないのだぞ
煌びやかなフルーツの彩りに目がくらんで先生を見失うなどということは絶対にあってはならないのだ。
店内には同じ模様のアーティスティックなイスがズラリ、ここまでくるとゴージャス感さえ覚えます。
でもやっぱりソファの方がいいなあ、座り心地はよくないので
外観ではそれほど大きな純喫茶ではなさそうと思いきや、実は奥行きがすごーくあります。
てっきり純喫茶お家芸ミラーマジックかと思ったら、普通にお店のマダムが行き来してたし。
72名も座れるっていうから、これはもう立派な大ハコ純喫茶でしょう
大阪じゃ2階建てでももう驚かないぞ。
ただし2階席は会議用のようで通常は使われておらず、
妙に鼻の大きいこのおじさんが通せんぼしております
にしてもこのおじさん、誰かに似てる気がするんだけど思いだせない・・・(-_-)
さて先生ですが、喜村家先生はちょっと変わってまして、
「単品で2枚先生」or「1枚に減らして珈琲紅茶とのセットにする」が選べるんです。もちろん同価格で。
喜村家先生ハシゴに優しいねえ お言葉に甘えまして1枚セットにさせていただきましょう。
20分近く待って登場の先生は銀盤の輝きにも負けない焼色と厚さ!
銀盤の妖精という言葉はまさに喜村家先生のためにあるんじゃない?
喫茶店のナポリタンもこのお皿で出てくるかどうかが重要な純喫茶ポイントですが、
先生も純喫茶を代表するメニューとして当然使う権利があるよね。
一見パリッとはじけてくれそうなキワに見えるでしょ
でも実はパリパリサクサク感はほとんど感じないのですよ。
パリサクっと系ではなく、ふんわりみっちり系で食感も軽めというのが正解
生地そのものの甘い風味がよく出ているし、シロップが結構後引く甘さがあるのでかけすぎには注意
バターとほんのわずかなシロップだけでおいしくいただけるかなと。
ハシゴ中だけれどもルポーゼすぎ 先生にも劣らない軽い食感にぺろりと完食してしまいましたよ(^^ゞ
思い切って2枚にしても良かったかなあ。
純喫茶慣れしてない方にはちょっと入りにくいだろうし、フルーツ系の誘惑も多い純喫茶だけど、
それに耐えれば喜村家先生は必ずや応えてくれるぞ
ちなみに奥行きがある分、裏口もありました。
かなり細い裏路地にあるため、こっちから入る人はほぼ100%地元の人でしょうな。
☆★☆喜村家☆★☆
営業時間 6:30~18:00木曜午後休
メニュー これだけフルーツメニュー揃えながらフルーツ先生を出さないのが潔い
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以上大阪の純喫茶先生たちをご紹介しました。
しっかし純喫茶にぃのお腹も衰えたもんだと痛感、遠征先でわずか軒で終了とは情けない限り
布施には別に焼きたて先生いらっしゃったんですがあえなく断念(ノ_-。)
そしてまたしても梅田のサンシャイン先生 お会いできなかったよ…