2013年11月20日をもって閉店しました
金町にはあれだけ純喫茶が多いのに、隣の亀有には意外と無い…
などと先代はレモンの記事 でぼやいていましたが、先代は調べが甘いっ!!
確かに金町ほどではないけれど、ちょっと調べれば何軒かすぐに見つかるじゃないか
その中の1軒、ゆうロードほど人は歩いてませんが一応バス通り沿い、喫茶モアです。
駅側から歩いて行くと素っ気なくて直近に行くまで気づきにくい店ですが、
正面に立ってみるといろいろ貼紙がしてあるうえに店内が全く見えない
まあメニューも全く掲示せずに店内も全く見えない純喫茶はよくあるから、
ここはまだ一見さんもウエルカムみたいな姿勢が見えてまだ入りやすいんだな(^^ゞ
店内も外観相応といったところで、ごくごく典型的な純喫茶の雰囲気で安心しましたよ
奥のほうにゲーム機テーブルがありましたけど、先客がいたため座れませんでした…(ノ_-。)
漫画がとっても充実しております。ほとんど青年誌連載のコミックですが。
亀有といえばこち亀ですが置いてあるのは単行本1冊だけ。冊数が多すぎて喫茶店泣かせだからねえ、あれは。
卓上にはアメ入りのビンと老眼鏡、あのアメはご自由にどうぞなのかがよくわからず
私はどのみちアメは好きでないので手はつけなかったけど
店内の壁にもあれこれ貼ってありまして、地域密着色がばりばり出ています。
亀有なだけにこの辺は当然として、
オリジナルTシャツやシールも販売中
モア特製がっかりシールって…? 先生にお会いする前に本当にガッカリしちゃ困るんで、
あえて見ないでおこうか。
ゼロングVSマッチョ大佐!!
決して話は脱線してませんよー、これも地域密着なんです。
ゼロングは葛飾のご当地ヒーローだそうで、ゼロングTシャツもモアで販売中!
マッチョ大佐は悪役で、必殺技はプロテインシャワーだそうで。
一時期こんな格好してヒットした一発屋芸人いたなあ。
おっと、あまりに店内が楽しいものだから先生のことをウッカリ忘れてしまいそうだったじゃないか
って、これだけ時間経っても先生がまだ来られないということは…
(クリックすると横向きでよりパックマン先生っぽくなる写真)
なんとパックマン先生!! 大変ご無沙汰しております!(ノ´▽`)ノ
先代が横浜の純喫茶花壇 でお会いして以来ですから、約3年ぶりの再会ですね。
たださすがにプリンは食べ過ぎたかと自粛したのか、生クリームをパックンする形になっております。
3年間の沈黙を破って登場のパックマン先生は見た目もおされになっております
シロップを利用して見事なデコっぷりを披露しております。こりゃその辺のネイルサロンも顔負けだな(^^ゞ
純喫茶花壇のパックマン先生も焼きたてだったように、モアの先生も間違いなく焼きたてです!
一番厚みのあるところは4cmぐらいは膨らんでて、予想以上に超ふわふわ
もしやマッチョ大佐に対抗するためにふわふわを追求した成果とか!?
さらにキワの部分は硬すぎないほどに微妙にカリッとしていて、絶妙な焼き加減になってます
食感については申し分ない先生ですが、甘さについてはかなり控えめ。
本来ならここでシロップの助太刀が入るのですが、モアでは市販の蜂蜜のボトルだったのが残念
モア先生はお一人で魔法軍団と戦う孤高のヒーローなのでしょうか。
ふつうの珈琲、森の珈琲、亀有ブレンド珈琲と3つも変わった名前の珈琲があって違いがわからん。
結構量が多かったし、これで先生+150円なら喜んでセットにしますね。
それにしてもこれだけ地元密着色出していると、中がよく見えない純喫茶でも客は次々と来るんですねえ。
お店の人と地元しかわからないローカルな話で盛り上がってたし。
この辺に純喫茶が今後も生き残っていくヒントがありそうな気がするんだけど。
帰り際に気づいたんですが、全然意味がわからない…。テレビ無いと時事ネタに疎くなるからなあ。
☆★☆喫茶モア☆★☆
住所 葛飾区亀有3-11-14 川辺ビル1階
営業時間 9:00~21:00不定休
メニュー せっかく焼きたて先生なのに、なんのアピールもないのがもったいない。
食後に亀有駅近辺を歩いてみました。気になる店がぞろぞろ見つかるじゃないか。
バックが夕日で馬に乗った男たちのシルエットが勇ましいです、ニュー幌馬車。
創業40年以上の歴史のある純喫茶だということで要チェック
反対側北口にも1軒、純喫茶クラウン。入口のドアに「純喫茶」の文字が!
店内がよく見えないのが余計に気になります。
昭和の食堂オーラがばりばり出ていて足が止まってしまいましたよ、小千谷たきざわ。
本業は食堂なんでしょうけど、コーヒー出しててモーニングまでやっててと、喫茶店も兼ねている模様。
日にち限定でみそカツ定食を300円で提供するなど、結構地元では有名みたい。
店内にはカラオケステージもあるっていうし、行ってみたいぞ。