最近店名が「純喫茶○○」に行ってない気がするな…。
なかなか見つからないし、土日やっていない店も多いから当たり前といえば当たり前なんですが
なんとか平日行けるチャンスが巡ってきた! 浅草橋駅近く「純喫茶ゆうらく」です。
妙に横長な「純喫茶」の文字を見てからずっと気になってて仕方がなかったんですよ。
「有楽」だなんてすごく昭和臭さを感じさせる店名、カーテンで中がよく見えないし、
チモトコーヒーの看板、かなり純度の高い純喫茶ではないかと期待は高まります
思った通り、純の純を行く純喫茶でした!
大ハコとまではいきませんが、外観からでは見当もつかないほど席数は多かったです。
一面緑のジュータン敷き、所々仕切られてて仕切り代わりに観葉植物が置いてあるのも
また純喫茶よくある光景です。
ベルベットのイスもいいけど、こんなバーコードみたいな模様のイスもいいよねえ。
そして怪しげな純喫茶には欠かせないステンドグラスまで
ではなく、窓にカラフルなシールを貼っただけのシロモノです。
でもいいんです、純喫茶ならこれが似合ってしまうのだから。
店内は大きく分けて壁で3面に分断されてますので、全容がつかみにくいんです。
私が居た一番広いフロア・レジ付近のベルベットフロア(↑の写真)・厨房付近のフロアの3つ。
特に気になったのが厨房フロアにある席で、↑の写真に鉄格子みたいなのが写ってますが、
その格子にぐるっと囲まれた席があるんです。
正統派純喫茶な雰囲気の中で、あの一角だけは妙にスペイシーですっごい怪しい香りが漂ってました。
ああ座ってみたかったな。
実は先生登場の前にマダムが「新聞読まれますか?」と言って、
新聞持ってきてくれるという一コマがありました。
放っておいてくれオーラが人一倍大きいらしい私がこんな気遣いを受けた記憶はないなあ。
新聞や雑誌はちょっとわかりにくい場所に置いてあって、ちょっと探す素振りをしたのに気付いたのかな。
普通の白いコーヒーカップでいただくより、こういう色つきで縁の厚いカップでいただいたほうが
何かの温かみを感じてしまうのは私だけでしょうかね?(^^ゞ
ビルの1階で見た目はやや素っ気ない感じなだけに、店内の高純度な純喫茶空間とのギャップに
感動してしまいましたよ
純喫茶好きなら絶対お気に入り純喫茶になること間違いなしです。
これだから純喫茶は行ってみないとその魅力はわからない。
☆★☆純喫茶ゆうらく☆★☆
住所 台東区浅草橋1-2-10
有楽ビル1階
営業時間 7:30~18:00土日祝休
メニュー メニュー表は言わないと持ってきてくれません。相当常連客orコーヒーだけの客が多いと見た。