魚津緑ヶ丘病院 総合企画室長です。





  病院経営に関する本や雑誌のレジュメをアップして共有していきたいと思いますので、宜しくお願いします。


 以下、矢印「⇒」以降は当院の現状を書いたものです。

  
・収入に関する職員の意識の低さに気付き、看護職だけでなく病院全体で医事勉強会を定期的に開催することにした。記載漏れ、薬品の在庫管理
などで1%増となり、職員にも知らせる必要を感じたからだった。


⇒ 当院でも定期的に医事勉強会+運営状況報告会を開催する。



・慎重派で堅実経営だったため県内病院でもトップクラスの財務体質となっており、おかげでその後のリニューアルの資金調達も比較的スムーズに行うことができた。

⇒ 事業計画の攻めと守りのバランス、財務諸表のバランスを保ちつつ継続性を担保し、当院も財務体質を強化する。



・ソフト面の充実=人を育てること、というのが院長の信念で職員研修は盛んに行われていた。


⇒ 松下幸之助氏や武田信玄の言葉を引用するまでもなく、最後は「人」なので、人を育てることに関して体系的に繰り返し開催。学ぶために働き、働くことによって学ぶ体制とマインドづくり。

・職員研修は、職員選出、事前勉強、事後報告の提出などが義務付けられていたが、おかげで職員の成長過程がよくわかり、役職者の選出に効果的だった。そのころの職員が現在、病院の中枢で核となってともに勤務している。

⇒ 女性が大半を占める職場なので、役職者になりたい女性職員が少ないため、役職者になることによる賃金以外のメリット、権限移譲や決裁範囲の拡大などを考慮する必要がある。役職者になるものは知識、経験、技術も必要だが、一番大事なのは人間性。



・人事考課制度の導入、BSCを取り入れた目標管理、若手や中間層対象の職場横断的な研修など、組織的な研修は現在も脈々と続いている。

⇒ 人事考課制度、BSC共に取り入れ済み。他には医師も含めた360度評価で補完する(医師の人事考課は機能評価の評価項目なので年に1回は360度評価を行い、全員が全員を評価)。職場横断的な研修は今後更に整備していく。


・マスタープラン

⇒ 作成して職員へ示したい。


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