おおいゆうこの緩和ケアサポート

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19Jul
- 在宅医療連合学会でIMADOKOのシンポジウム開催！
  直前のご案内になりましたが、明日幕張で開催される、第6回　在宅医療連合学会第6回日本在宅医療連合学会大会/Home page第6回日本在宅医療連合学会大会,Home pageconfit.atlas.jp朝10:10～　第5会場にて　シンポジウムを開催します。これまで小金井で連携して試行錯誤しながら在宅療養中の患者さんの食べる支援に係わって下さった日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニックの菊谷武先生緩和医療学会の交流集会でもお話しいただいたみのり訪問看護ステーションの中村恵さん在宅専門クリニックであるつばさクリニックの中村幸伸先生それぞれから在宅の現場でIMADOKOを活用した経験をお話しいただきます。学会に参加される方は是非会場でお会いしましょう～❤そして、私は2日目に末期がん患者さんの食べる支援について発表します。予後が2，3ヶ月の患者さんでも適切な支援を行うことによって経口摂取量が増えるのです。しかも、約半分の人が増えたのです。在宅で診療を開始して看取りまでかかわった112名の患者さん、約2年間の患者さんのデータをまとめて発表します。「がんの末期だから食べられないのはあたりまえ」とあきらめないで。というメッセージです。いったいどんなことをしたら食べる量が増えるのでしょう？こたえは学会終了後の来週、こちらのブログでお知らせします～♪
30Jun
- ロゴにこめた思い
  最近ある思いをカタチにすることができました　人と人が対話をしている相手の話をじっくり聴いている笑っているときも　目を閉じて思いを口にできないときもじっと待って聴いてくれる人がいるそして、その大切なことばを聴くための「耳」にもみえたり美味しく食べる「口」にもみえたり大きな声で笑っている顔にも見えたりあったかいハートに見えたり話し合いながら思いがカタチになっていくプロセスはとても楽しい時間でしたo(^-^)oそんなクリエーターさんは無事かわいい女の子が生まれ👶ママになりました✳そんな　このロゴは、さて、何のロゴでしょうか？😊あとちょっとしたらお知らせできるときがきます(*^^)/
19Jun
- ～小金井市での在宅看取り　普及啓発活動～
  今日はある集会所で地域の高齢者の方におあつまりいただき看取りのリーフレットを眺めながらの座談会で市役所の担当の方と3人でお邪魔しました。この座談会は、地域の方からの要望を受けて開催しています。「看取りのことなんて考えたことない」という地域の高齢者の方々と、人生の最期は、どんな風に過ごしたい？どんなことをお願いしたい？どんなことはしてほしくない？（無理に食べろ食べろって言われたくない　笑それあんた、飲んでばかりだからでしょ！　(*^▽^*）なんて会話も混じりつつこういうことを誰にお願いできる？などなどこちらのリーフレットはこちらからダウンロードできます。是非のぞいてみてください～😊看取りについてのリーフレット：小金井市公式WEBへようこそwww.city.koganei.lg.jp
13Jun
- リブログ記事食べられないって、どういうこと？　＠とまこまい多職種学習会
  このグラレコの真ん中にもありますが、「食べられない」というのは、食欲がない（食欲不振）とは違います。食べられないときにご本人に聞いてみるとわかります。食べたい気持ちはありますか？　　食べたいのに、食べたら吐いてしまう？　　食べたいのに、食べたら痛くなる？　　　食べたいと思って食べたら、すぐにおなかが苦しくなる？それとも、無理して食べていますか？　　本当は食べたくないのに、食べなきゃと思って・・・　　本当は食べられないのに、家族に勧められて・・・　　食べられないけど、食べたら家族が喜んでくれるから・・・目の前の食事量が減っている人は、実はどうなのでしょうね😊こういうことに気づいてくれる人がいてくれると助かります。こういうことを聴いてくれる人がいると助かります。地域で食べる支援をするとは、ココからだと思いませんか？食べられない理由を探すことをしつつ、ひとまず目の前にいる方のペースに合わせてあげること、これはすぐにできそうですね。
11Jun
- とまこまいでの多職種学習会
  昨年の12月19日に　苫小牧医師会からお声かけいただき多職種学習会でお話しさせて頂きました。その時の様子をとってもわかりやすくまとめてくださったのはグラレコ担当の佐藤まどか（Akita Graphic Recorders）さん😊看取りの文化を地域ではぐくむには　という壮大なテーマを掲げて看取りを見すえた「食べる支援」や「生きる支援」をするというのは実際には何をするのか？介護職の方にできることはあるのか？それは医療従事者はできているのか？家族には何ができるのか？もともと外科医から緩和ケアの世界に入った私も食べる支援をする専門家ではありません。それでも、食べる支援、「食べられない」がどういうことか、などを勉強していくうちにこういうところをみていけば良いのだなと気づいたとがたくさんありました。たとえば、、、、、・食事に30分以上かかる場合、何か問題を抱えているのでは？　と疑問を持ってみる・食べる姿勢の問題を抱えている方は自分で椅子に座り直すことができない（＝理想の、あるいは食べやすい姿勢に自分で調整できない）などです。このようなところから問題に気づく人がいれば、ちゃんとその道の専門家につなぐことができると思います。素人の私ができることは気づくこと、そしてつなぐこと。そしてプロのアプローチを間近で見ていると、自分も少しレベルアップしていきます。残りの2枚のグラレコはこのあと続けてご紹介していきます～♪そしれ、プロにはわからない、素人の視点を地域に紹介していくことが私の役割だと思っています。
05Jun
- ご遺族との会話
  ホスピスで働いていたときからそうでしたが、今、在宅の現場で働くようになっても患者さんのお看取り後にご遺族とお話しする機会があります。その時によくおうかがいするのが、IMADOKOがとても役に立ったということです。”IMADOKO”とはこちら↓　↓　↓　何度もご紹介しています😊やはり、あたりまえのようであたりまえではないのかも知れませんね。死に向かうときにどのようなことが起こるのか。何を指標に今どのあたりなのかを把握できるのか、とうこと。そして、がんの患者さんに関して言うと、「あと〇ヶ月です」ということは多くの方が治療医から伝えられています。けれど、この先どんなことが起こるのか。どのようなことが日常生活の中で困りごとになるのか。そして、そのときにどんな人が助けてくれるのか。それについてはあまりお話しされていないようです。もしかしたら誰かが話してくれるだろう、あるいは話してくれただろう、とみんなが思っているのかも知れませんね。ご遺族の方からの言葉、ここに少しご紹介しておきます。〇あのとき、もう1か月くらい、あと1週間くらい、と言ってもらえて　　　　　　➡こころの準備ができた。　　　　　　➡遠くの親戚に来てもらうことができた。　　　　　　➡会いたい人がみんな会うことができた。〇「まだここだから、まだ大丈夫」と確認することができた。〇死へのプロセスを見ながら、落ちついて今この状態なんだと受け止めることができた。死への身体的兆候変化のプロセス　とはこちら　↓　↓　↓〇家族を看取るときにあの情報を知っておくことは大事だと思った。など。在宅の看取りを考えている方にとっても、こうしたご遺族の体験を知ることは、一歩を踏み出す助けになると思います。まずはお世話になっている看護師さんに相談してみましょう♪看護師さんも「こういうことをお話ししなきゃ」と思っている人は多いですよ😊
01Jun
- リブログ記事”IMADOKOって何？” からの ”IMADOKOを使いたい”
  IMADOKOがまだIMADOKOと呼ばれていない時代に書いた本がこちらです。こちらには、特に第2章にがんの医療現場における患者さんやご家族とのやり取りを紹介しています。看取りの現場で、医師も看護師もどうやったらもうすぐ死がやってくることを予測できるのだろうか　と考えてきました。私も昨日、下顎呼吸が始まった患者さんのお宅に訪問しそろそろですね。手の指先が冷たくなっていて脈も手首のところで触れにくくなっています。チアノーゼはまだ出ていませんね。こうしたサインが出てくると「時間の単位」といって24時間大丈夫という状況ではないと考えます。では、お顔の表情はどうでしょうか？眉間にしわがなく、穏やかな表情ですね。みなさんから見て苦しそうな表情に見えますか？そうですね。苦しい時には眉間にしわがみえるので、今は苦しんでいないと考えて良さそうですね。お看取りが近い現場ではこのようなやり取りをします。あとどれくらいのところに今いるのかこれを予後予測とよび、もう30年ぐらい前から何が指標になるのかが研究されています。現状確認ツールIMADOKOは、難しい計算や医療従事者しかわからないような指標ではなくご家族や介護職の方など医療の専門家ではなくてもわかる指標でイマドコなのかを知ることができるツールです。とはいえ、病院でも、緩和ケア病棟でも、現状を把握してそれをどう患者さんやご家族にお話ししていくのかこの先のこと、例えばどこで最期を迎えたいのか、などを話し合うためにはどういうタイミングでお話ししたら良いのかなど悩んでいるひとがたくさんます。そういう方からIMADOKOを使いたいという連絡をいただくことがあります。必要な方の手元に届くよう、工夫していきたいと思っています。
30May
- 今年も緩和医療学会の交流集会に参加します
  各地で現状確認ツールIMADOKOを活用して下さっているみなさま、学会でお会いできるとうれしいです❤
23Feb
- 「食べられない」理由に応じた工夫　～1～
  人生の中で　「食べられない」　状況はいろいろあるでしょう。何かの病気で治療をすれば治る「食べられない」は、時には一旦食事をやめることもしばしば。医師の指示に従って治療を受けるのがまた食べられる様になる近道です。一方で、人生の最期が近づいたとき　「食べられない」状況は誰にでもやってきます。そしてその理由はさまざまなのですが、加齢により噛む力が弱くなったり噛むことで疲れやすくなったり病気のせいで食欲が低下していたり食べるとすぐにおなかがいっぱいになったり食べ過ぎると嘔吐してしまったりあるいは、身体の痛みなどの苦痛のせいで食べられなかったり。。。今日ご紹介するのは硬いものが食べられなくなった方の工夫です。こちらは私の娘も大好きな私のお気に入りのレシピのひとつ、アボガドとマグロのタルタルです😊硬いものが食べられない人には食べやすい形態です。赤い小さいのはピンクペッパーなので、これは香りだけ楽しんで食べないでおきます。アボガドとマグロはビネガーとオイルで和えてあるのでしっかり噛む必要もなく、つるりと食べられます。ここでは飲み込む力が保たれているかどうかには注意が必要です。アボガドもマグロもサイコロより少し大きめなので誤嚥してしまうと危険です。普段から水を飲んでもむせる（咳き込む）ことがなくお薬は飲めている、という方にお勧めのかたちです。硬いものが食べられないからおかゆ　とか硬いものが食べられないからゼリーやミキサーにかけたもの　とか。そうではなく　見た目の「美味しそう！」は大切です。こんな風にお刺身用のサーモンを一口大に切ってオリーブオイルに塩とフェンネルを加えて和えたり刺身醤油とわさびと少量のオリーブオイルで和えたりしても目でも舌でも楽しめます。次回は固形物を食べると調子が悪いという方向けの工夫をご紹介します。
10Feb
- 本人はどんな風にすごしたいのか？を想像してみる
  ある人のつぶやきがんの末期と診断されて病院に行くことも、外来で待っていることもつらくなり訪問診療が始まった。今まで通りに身体が動かなくなっていることをもっとも歯がゆく思っているのは私自身だ。先日訪問診療の医師がやってきて、玄関に出迎えた私の動きを見て「ここに手すりがあると楽にこの段差をあがれそうですね。」と言われた。わたしはそんなことを言われてショックですと率直に伝えた。介護保険の調査だと言って介護の人がやってきた。「手を挙げてみて、足を動かしてみて」、といくつか簡単なテストされた。聞かれていることが、まったくもって今の私の現状に合っていないと腹立たしかった。それを話したら、「それがあの人たちの仕事だからね」と言われた。看護師がきてもやってもらうことは何もない。ゆっくりだが何とか自分でできるのだ。週に1回来てもらってもやってもらうことはないのに、食事があまり食べられなくなると週に2回行っても良いかという。食欲はないが私は好物の珈琲を毎日飲んでいる。　　　　　　　　　　　　　　　　　　私はとにかくみなさんに迷惑をかけたくないと思っている。家族に病院の送り迎えをさせることも申し訳なかった。日々の買い物、食料を買ってきてもらうこともできればさけたい。家族ではなくヘルパーさんにお願いしたいと思っている。今の私は、医師や看護師が訪問してくることさえ負担なのだ。私の動作はゆっくりになってしまった。自分が一番わかっている。でも、ゆっくりでいいなら自分でできる。私ができることをうばわないでほしい。＊＊＊＊＊＊＊＊＊✾＊＊＊＊＊＊＊＊✾＊＊＊＊＊＊＊＊この方のこころの叫びが聞こえてくる。この方は現状確認ツールIMADOKOでいうと①からそろそろ②に差しかかろうかという状況。まわりが心配するのは当然のこと。しかしながら、先回りする周囲の提案をバッサリ断ってゆっくりだけど住み慣れた自宅で自分の信念に基づいて、マイペースですごしているこの方はカッコいい。こういうのはわがままだとは思わない。周囲が「本人はどんな風にすごしたいのか？」を想像してみることが求められている。
31Jan
- 〈暮らしの中の看取り〉準備講座を始めて10年が経過しました
  〈暮らしの中の看取り〉準備講座これは2014年、広島県廿日市市で開始した市民講座ですが、同じ名前のこの書籍は、2016年までに講座で使用したすべてのスライドを掲載し、解説したものです。その内容とは・・・・・・・・・・看取りとはがんで療養するとは家族としてできることとは認知症とは食べることの意味は？聴く力を養う　のはなぜ？そんなことが書いてあります。この書籍を執筆中に応援してくれていた、末期がんの友人が読んでも傷つかない様に、何度も推敲し、言葉を選んで書きました。こんな患者さんとのエピソードを紹介しようと思っているの、とか。なぜこの本を書こうと思ったのか、とか。そんな事を、まだ太陽がさんさんと輝く昼間から日本酒を飲みながら渋谷のくじら料理のお店で語り合ったことを思い出します。10年が経過して思うこと。それは、漠然とした不安を抱える人たちが人生の終わりって、こういうことがつらいんだよね、とかどんな状況になっても私はこんなことが好きなんだよね、とか家族が何と言おうとこれだけは守りたい、とかやっぱり家族には迷惑をかけたくないから、入院かな、とかひとり暮らしでも住み慣れた自宅ですごしたいんだよね、とか。そんな事を聴きながら私はどう過ごしたいかな？と考えていくとなんとなくこの地域なら、まわりの人にちょっとだけ甘えて最後まで家で過ごせるかも知れない。そんなことを思う人がいたりそんな地域になったら良いなと思ったりいろいろな人との会話から考えも変わっていく。そういう化学反応がおこっていくことがおもしろい。この本の中には現状確認ツールIMADOKOができる前のチャートがあります。ホスピスですごした人たちの人生がそこにあります。みなさんご自身の人生にあるいは、身近な人の人生に重ねて思いをはせてみてください。生きるとはこんなにも尊い時間なのかと気づくはずです。是非、この本を手に取って読んでみて下さい😊
20Nov
- リブログ記事現状確認ツールIMADOKOを使いたい！　の声にこたえて
  先月函館でお話しをして、是非とも地域でIMADOKOを使用したい　という声をいただきみなさんに手に取っていただける冊子を作成しました。難しい計算や、検査の数値はもちいておらず、特にがんの場合は、人生の最終段階では最後の1か月で身体機能が低下することが知られています。私たちの生活の中で日々あたりまえに行っていること外出する、一人で浴槽に入る、一人でトイレに行くこうしたことを指標として「いまどこ？」を把握することから病気の経過のどのあたりにいるのかを知り、今できることを考えようというツールです。ご自身で使用してみたいと思うかた、いよいよ人生の最終段階に入ってからではなく、是非ともまだ元気なうちに、大切な人との話し合いにご活用ください。冊子をご希望の方はＮＰＯ法人くみサポのホームページからお申し込みください。お問い合わせ介護や講座に関するご質問・ご相談はお気軽にお申し付けください。・家族が食事に時間がかかるようになった。kumi-suppo.com
13Nov
- 家族に迷惑をかけたくないから最期は入院？？
  多くの日本人が「本当は自宅で死にたいけど、それは叶わない」と思っています。その理由は　　•介護してくれる家族に負担がかかる　　　•症状が急変したときの対応に不安があるが多いことが報告されています。今回、“現状確認ツールIMADOKO”の冊子を使用して介護の部分で家族の負担が大きいのはどの時期なのか。「家族に迷惑をかけたくない」という気持ちのうらにはどんなことがあるのかを、現場のエピソードを交えながらお話ししたいと思います。そして、「家族に迷惑をかけたくないから」のところを少し深く考えて、人生の最期に家族の力を借りてどんな風にすごせるのかみなさんと一緒に考えてみたいと思います。他の参加者の意見や専門職の話しを聞くことで、自分の考えが変化していくことも多々あります。家族の介護でちょっとお疲れの方も、気分転換にご参加ください。＊今回オンラインでご参加の方については、ミニレクチャーの視聴と、その後チャットでの質問や意見交換のみとなります。ブレイクアウトルームでのディスカッションはございませんのでご了承下さいませ。早めにお申し込みいただくと、事前に現状確認ツールIMADOKOの冊子をお送りすることが可能です。講師・ファシリテーター：大井　裕子（在宅緩和ケア・緩和医療専門医・NPO法人くみサポ共同代表理事）お申しこみはこちらから👉第61回〈暮らしの中の看取り〉準備講座第61回〈暮しの中の看取り〉準備講座　　　　　　　　　　　　　＝暮らしの中の看取り＝「家族に迷惑をかけたくない」を少し深く考えてみよう多くの日本人が「本当は自宅で死にたいけど... powered by Peatix : More than a ticket.peatix.com
12Nov
- 看取り教育＠某歯科大学
  19歳の、まだまだ医師になるイメージもできていない子供たちに、ホスピス緩和ケアや死、看取りについてお話ししたら、、、・祖母を癌で亡くした時、ほんの少し前まで元気だったのに、突然状態が悪くなり、亡くなったことを、母は「自分が何かいけなかったのではないか」ととても後悔していた。そうではないことを話してあげたいと思った。・一緒に暮らしている祖父母との時間を大切にしたいと思った。・歯科医師としてだけではなく一人の人間として視野が広がった。・将来食べることを支える歯科医師になりたい。・ホスピスや緩和ケアを紹介できる歯科医師になりたい。・祖父が亡くなった時、父はこんな気持ちだったんじゃないかと思った。・初めて泣きながら講義を聞きました。なんて素直でかわいい子たちなんでしょう♡いつか今日のお話し、思い出してほしいです。長く生きてきた人生の先輩たちとお話しをしていると、その方の大切なお酒を出してきて「最期に先生と一緒に飲みたい。」と言ってもらえることがあります。そこからまた人生の大切なことをおしえていただきます。いのちや暮らしの知恵は、こうして引き継がれていくものだと思います。
08Nov
- 第60回〈暮らしの中の看取り〉準備講座　活動報告をアップしました
  今回こちらの講座では現状確認ツールIMADOKOを用いて「自宅で逝きたい」はどうしたら叶えられる？を考えました。活動報告をこちらにアップしましたので是非ごらんください😊2023年11月5日　第60回〈暮らしの中の看取り〉準備講座正力厚生会助成　第60回記念大会　〈暮しの中の看取り〉準備講座＝暮らしの中の看取り＝「自宅で逝きたい」はどうしたら叶えられる？現状確認ツールIMADOKOを用いて考える看取り今回、正力厚生会の助成を受...kumi-suppo.com
31Oct
- 現状確認ツール　IMADOKO（いまどこなのか）最新バージョンです
  がんの患者さんを看取りを見すえてケアに参加するときそこに関わるみんなが戸惑うのが　いまどういう段階なのか。一方で、患者さんやご家族からよく質問されるのはあとどれくらいなのか。しかし、長い月単位の予測は難しいと言われています。がんの治療がそろそろ効きづらくなったころに主治医から告げられる「あと○ヶ月」という数字これは統計学的に、このがんのこのステージでこの治療が限界となったときにあとどれくらい生存できるのか、というデータに基づいた数字に過ぎません。つまり、ひとりひとりの患者さんについてこの数字があてはまるかどうかはわからない　ということです。私がご自宅に訪問している患者さんには地域のケアマネジャーやヘルパー、訪問看護師、訪問理学療法士や作業療法士、薬剤師、管理栄養士、歯科衛生士や訪問歯科医師など多くの職種からなるチームが関わっています。そして、このチームであとどれくらいなのか？よりも”いまどこなのか”を確認するときに使用するのがこの現状確認ツール”ＩＭＡＤＯＫＯ（いまどこなのか）”です。こちらは初代ＩＭＡＤＯＫＯ⇃　⇃　⇃　そして今使用しているのはこちら　⇃　⇃　⇃いまどこなのかを確認し共有することによって今すべきことが見えてきます。「在宅がベスト」とか「ホスピスがベスト」とかそういうことではなくその人の希望、その家族の置かれた状況に応じてその人たちにとってのベストな提案をすることができるチーム、地域があれば良いと思います。さて、皆さんの地域はいかがでしょうか。地域で看取りを支えることを市民と一緒に考えることができる様、このような冊子も作成しました。これから少しずつご紹介していきますね(^_-)-☆
29Oct
- 地域のおまつりで看取りのお話しをしてみたら・・・
  今日は小金井市の地域防災をテーマとしたおまつりに参加しました。そこでは、いつも一緒に活動をしている仲間が、「あの人たちに先生の話を聞いてもらいたいんだ」と地区の長老たちを紹介してくれました。興味を持ってくれている人、ではなくどちらかというと関心がない人たちかもしれない状況で皆さんの反応をうかがいつつお話をしていきました。持参していた資料はこちらのリーフレット。ん？なんだ？看取りかぁ。ふだんこういうこと考えねぇなぁ～自分たちより少し上の世代は、こういうことはタブーだったからね～などといいつつ、親父が突然死んだときには困ったんだよ～だから自分のことはみんなに分かるように書いてあるんだなどとぽつりぽつりとお話ししてくださいました。こういうこと大事なんだよなぁ結局防災も普段の声かけとか、ちょっと挨拶して様子を見るとかそういうことが大事なんだよね～そうそう！地域での看取りも同じなんですよ。というところでみんなが合点(o^―^o)医療も防災も、地域の声かけ、まずはここからだよねと確認できたことで今日のミッションは成功です！
28Oct
- 現状確認ツールIMADOKO　死の臨床研究会＠函館での紹介
  2023年10月14日函館で開催された死の臨床研究会　秋の研修会でお話しさせて頂いた報告書がとどきました。
26Oct
- 家族も在宅チームの一員です
  療養中の患者さんをそばでみているご家族も在宅チームの一員です。診療を始めるとき、患者さんと家族と一緒に現状確認ツールIMADOKOをもちいてこれからのことを話し合います。次第に自宅でも食卓まで歩いて行くことが難しくなりひとりでお風呂に入ることが難しくなると家族がそろそろIMADOKO②だなと気づいてくれます。不安でいっぱいです。これからどうなるのか。この介護がずっと続いたら私がもたないかも・・・ご家族がひとりでかかえこむことなく介護の負担も大きくならない様にこれから起こること、利用できるサービスのこと私たちがタイミングをみて提案していきます。現状確認ツールIMADOKOは、家族もいまここだなと理解する事ができるツールです。これからの親の介護のこと。ひとりぐらしで自分の最期が心配な方。一緒にそのことを話し合いませんか？11月5日、ご参加をお待ちしております。お申しこみはこちらから👉正力厚生会助成　第60回記念大会　〈暮らしの中の看取り〉準備講座　＊時間が変更になり終了は16:30の予定です。 | PeatixPeatix唐の申し込みができないかたは電話かメールでお問い合わせくださいませ。
12Oct
- 夫婦の会話　ちょっとしたきっかけでわかり合える
  ご主人、一生懸命本を読んで勉強しました。奥様とどう接したらよいのかわからなくて。何かしてあげたい気持ちが空回りして。その患者さんから、数日前にこんな言葉が・・＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊こんなに穏やかな気持ちになれるとは思っていなかったんですよ。いつも自分が言いたいことを一方的にいう人だったから、もう言ってもわかってもらえないと半ばあきらめていたんですけどね。なんだか、今は私の話しをまず聴こうとしてくれて、気持ちを理解しようとしてくれるので、私が気になっていることや、こうしたいと思っているということを話したんです。とても気持ちが楽になりました。今こんなに穏やかに過ごせるなんて、思ってもみなかったです。変わるもんですね。気持ちって。身体は痛くなくても心が痛かったのに(笑)＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊やっぱり「聴く力」大切。ご主人が頑張ってるのも奥様に伝わってる。ご主人が必死で呼んでくれたのはこちらの書籍😊ありがとうございます。

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