最近巷で「ノンシリコン、ノンシリコン」と騒がれてますが、
何かいいんだろうというイメージだけで、
本当は無意味なものから危険なものまであります!
注意しましょう!!!
①「ラウリル」「硫酸」がつく成分は避ける!
- ラウリル硫酸Na
- ラウリル硫酸カリウム
- ラウレス硫酸Na
- ラウレス硫酸TEA
それぞれ石油系合成界面活性剤のひとつで旧表示指定成分です。
洗浄力が強く、必要な油分までとってしまい、乾燥や髪のきしみの原因に。
まず「ラウリル」と「硫酸」がつく成分を避ければ、
かなりの確率で髪や頭皮に良くないシャンプーを避けることができます。
安価で大量生産に向いていることから、テレビCMをやってるような
有名なシャンプーにはこれらの成分が配合されている場合が多いです。
②シリコンシャンプーとは
ジメチコン、シクロメチコン、シロキ、シリカ、メチコン
などの完全人工物が入っているもの。
- キューティクルが壊れるのを防ぐ
- 毛髪同士の摩擦を減らす
- ドライヤーの熱から髪を守る
- 髪をしっとりとまとめる
キューティクルに付着しコーティングする作用があるので、
手触り良く艶を出すなどの効果がある。
ですので、シリコンシャンプーが必ずしも悪いわけではありません。
ただ、髪の毛を中から補修したり、強くすることは出来ません。
逆に毛根や毛穴がつまって、栄養分が行き渡らず、
髪の毛が細く弱ってしまうことも。
③そこで別のコーティング剤が注目
シャンプーは汚れを落とすのが一番大切な役割なのに、
コーティング剤を入れたら頭皮や髪に良くない。
という発想で、今「ノンシリコンシャンプー」が注目されている。
既出のシリコンを使っていないシャンプー。
ただ!ここで注意!!!!
ノンシリコンと謳っていてもシリコンと全く同じ機能を果たす
数多くの化学物質が入っているものもあります。
[メチコン]の成分
(例:ジメチコン、アミノプロピルジメチコン、シクロメチコン、など)
[シロキサン]の成分
(例:シクロテトラシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、など)
[シリル]の成分
(例:ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ、トリメチルシリルアモジメチコンなど)
[シラン]の成分
(例:シスチンピスPGプロピルシラントリオール、など)
髪や頭皮に良くないシャンプーを避けることができる
成分的にはアミノ酸系、ベタイン系などの両性界面活性剤をつかった
シャンプーがおすすめです!
⑤シャンプーだけに惑わされるな!!
ノンシリコンシャンプーと謳っていて、
確かにシャンプーにはシリコン剤が入っていないけれど、
安価なラウリル系の合成界面活性剤が多く含まれ、
コンディショナーやトリートメントにシリコンが使用されているものも多くあります。
値段が高いだけで普通のシャンプーと変わりませんのでご注意下さい。
洗い流さないトリートメント、スタイリング剤などノンシリコンでない場合が多いです。
髪は本来の健康を取り戻します。