
対局開始とともに駒音だけが響く対局会場は緊張感に包まれたものの、時折好手や悪手によるどよめきや悲鳴もあり、注目の組み合わせには多くの観戦者が対局者を囲みながら固唾を飲んで勝敗の行方を見守っていました。AI(人工知能)がプロ棋士をも凌駕する時代になっても、「人間と指せる貴重な機会なので毎年楽しみに参加している」(大岡武史さん・徳島市)のように盤を挟み、駒を手にしての対局には欠くことのできない将棋の魅力が詰まっています。
「将棋のルールを知っていること」が参加条件のビギナーズクラスでは、4勝0敗で初参加の平松徹哉さん(写真右・徳島市)が優勝、「昔はよくやった、久しぶりに腕試しを」の新設ミドルクラスでは、昨年ビギナーズクラス全勝覇者の古味俊一さんと4勝1敗同士で星を並べた中川和昭さん(写真中・三好市)が直接対局での勝利規定により初優勝、「強者ひしめく最高峰の頂上決戦」のマスターズクラスでは、第1回大会で準優勝の大滝政信さん(写真左・東みよし町)が攻守ともに盤石の指し回しを見せ6戦全勝で圧巻の優勝を果たしました。
注目すべきは、これまでの優勝者が各クラスともに初優勝ばかり!というまさに群雄割拠の将棋大会となっています。今後さらに参加者が増え、初心者から上級者まですべての人が楽しめる将棋大会の歴史を刻んでいきましょう。来年もみなさんの参加をお待ちしています。