hosokawasumioのブログ

hosokawasumioのブログ

ブログの説明を入力します。

波の数ほどとは言わないが

北上山地の山の数は

数えられないほど有る。

 

山の端がたなびいていって

その次の山が現れ

また山の端がたなびいて行く。

例えが上手ではないけど

十両の力士の数ほど山が

現れたと思うと

前頭の数ほどの山が

されに現れて来る。

 

そんな山達だが

山と山との間に谷しか無ければ

そこは迷う程の丘だったりするし

山と山との間に川の流れが清流となり

大雨の度にあばれた河川敷のたいらな部分が

拡がってくると

盆地というか平野というか

しばらくは右にも左にも山々を臨みながら

地図上で現れてくる平野を目にするようになる。

 

山しか見えない景色を眺めていると

一部が切り取られたような

木を伐採された箇所を容易に

見つけることが出来る

河川敷に目を向ければ

人の手が入らないままの

自然なままに伸びて来た草丈の数々

草刈の時期になったとしても

あまりにも多すぎる自然の範囲は

生活をする人の数があまりにも

少なく成り過ぎて

力を合わせて草を刈ろうと言うまでには

成らなくなってからしばらく経つの

だと思われる。

 

大体

県境を越えなければ誰もが言う

『自然はあるが何も無い。』

山があったり海があったり

川があったりするが、

人の数は少ないのである。

 

新しい幕府が興り、

米本位制が復活したらと

地元の河童達は夢を見るのかもしれない。