　2024年6月21日（金）、今年50回目のランです。

ついに夏至来たる

　6月21日金曜日、この日は1年でもっとも日が長い日「夏至」です。

　昨年の冬至以降、少しずつ日が長くなっていくのが本当にうれしかったです。やはり、暗闇の中を走るよりも明るいところを走る方がいいですから。春以降は、気温も日の長さもちょうどよく、気持ちのいいランニングシーズンが続きました。

　そういう風に日が長くなる毎日も、今日でいったんクライマックスです。この日は、夏至の日暮れを自分の目で見届けたいと思い、走ろうと決めていました。仕事は早々に切り上げ（またかい！）、海沿いへ向かいます。さて、今日はどんな夕景が拝めるでしょうか。

日の残り

　今週の火曜日は経田海岸で走りました。この日は大町海岸に向かいます。ここ魚津市で夕日がきれいな地区といえば、海沿いのこの2つが挙がるでしょう。「夏至ウィーク」の今週、贅沢にも2つの異なる海岸で夕日を拝むランとなりました。

　この日の始動は18時45分ごろ。火曜日よりは少し遅くなりましたが、それでもあたりはまだまだ明るかったです。太陽は沈みかけという感じでした。日没は19時15分くらいですかね。ということで、今日も沈む夕日を見届けながらのランとなりそうです。海岸沿いをいざ走り出します。

　大町海岸沿いには、やはり多くの人がいました。蜃気楼が拝める大町海岸公園には、ベンチに座って夕日を眺める親子連れ。浜灯台のそばには、夕日を指さしながら微笑む老夫婦。海岸沿いでは、夕暮れの海に向かって竿を放る釣り人。

　このあたりは高齢化が進み、人口減が厳しい地区ですが、夕日がきれいな日はこうやって多くの人が海岸に集まってきます。まるで、夕日に吸い寄せられるかのようです。みんな、海とともに生きているんだなと思います。海の近くで暮らすことができて、私はすごく幸せです。

　前回、夕日が沈むスピードが速いということを書きましたが、この日もやはり速かったですね。それはもう、肉眼で分かるようなスピードで太陽が動いていくんです。この日もまた、太陽が沈むまでにランを終えることは叶いませんでした。1年で1番日が長い今の時期でこうですから、これからはもっと間に合わないだろうなあ。仕事にフレックスタイムが導入されればいいのにと思います。朝早くから働き、明るいうちに帰りたい。こんな話ばかりしていますね笑

　5kmのランを終え、海岸沿いに腰を下ろします。ここからは、この日やりたかったイベント、「夏至の見届け」です。太陽はすでに沈んでいましたが、辺りにはずいぶん日が残っていました。1年で最も長い日。その終わりを見届けることにします。

　さすが夏至というだけあり、日の残りは本当に長かったです。10分、15分と経ってもまだ明るい。ですが、当然ですが永遠に明るいなんてことはないんですね。キラキラと光っていた海の水面が、少しずつ黒ずんでいきます。後ろを振り返り、山の方を見ると、いつの間にか山の方はずいぶんと暗くなっていました。夜が近付いています。

　そんな中、太陽が沈んだ海の向こうだけはまだまだ明るく、辺りを赤く照らしていました。本当に、どっぷりとした長い日でした。これが、夏至の夕暮れなんですね。

　何十年と生きてきて、こんな風に夏至の夕暮れを最後まで眺めたのは初めてのことでした。今までの人生では、意識することもなく通り過ぎてきた1日だと思います。ランニングを始めて、こういう自然の変化に目が留まるようになりました。本当にいい趣味を見つけたものだと感謝しています。

100回ラン＆ 365km への道

　距離　5.02km　時間　25分58秒　

　平均ペース　5:10　平均心拍　155

　年間ラン　50回（あと50回）

　年間距離　297.26km（あと67.74km）　

　つ・い・に！今年のランの回数が50回に到達しました。目標としている年100回のちょうど半分です。6月21日ですから、ペースとしてはギリギリ笑年100回ランを達成できるように、ここからの後半戦も頑張っていきます。

夏至を見送る（2024_#50）