「成約時代の摂理的同時性」に対して「カインアベルが書いていない」と語られたのは二代王様ではなく、国進様の一言から派生した事象のようです。その一言がどのようなものであったのかは伝え聞きましたが、直接に聞いた各大陸会長の受け止め方もそれぞれでしょうから、ここでは取り上げません。二代王様なのか、国進様なのかもこれ以上追求しません。
世界平和統一聖殿日本本部の信徒において、解決しなければならない問題です。
米国や韓国の聖殿食口の方々からも、多くの支援をいただいています。江利川会長や松本教会長に直接にLINEで、この著作の回収を訴えてくれた方もいらっしゃいましたが、体よくあしらわれてしまったようです。
この個人の研究内容に過ぎない「成約時代の摂理的同時性」を、世界平和統一聖殿日本本部の刊行物として出してしまった過ちは、回収、あるいは焼却処分しない限り、それこそ母国日本の摂理史から消えないでしょう。研究会なるものを立ち上げて、つじつま合わせのようにこしらえた張りぼての研究書を、さも原理講論と同等のように見てしまうとは嘆かわしい限りです。
私からすれば「成約時代の摂理的同時性」は間違い探しに最適な本ですが、真のお父様の聖和と二代王様と国進様のカインアベルの勝利が、あまりにも軽く吹けば飛ぶように書き記された内容は、もはや訂正しようがありません。これを読む方、この内容から学ぼうとする方の心を、知らず知らずのうちに蝕んでいきます。研究会の方々には、そのことは全く理解できないでしょうし、発想の中にも浮かばないでしょう。
私は中村座長を責める気持ちなどはありません。これを書かせるように誘導していった、サタンの巧妙さを明らかにしたいのです。ある意味、というよりも真の心情においては、この「成約時代の摂理的同時性」の発刊に携わった方々を、サタンの罠から解き放ってあげたいのです。
まだ、提示していない重大な間違いがありますから、明らかにしていかなければなりません。
今日は営業活動で、400キロの道のりを走破しました。自宅に帰り食事をとると、そのまま眠ってしまいました。アメリカの兄弟からいただいた二代王様の聖霊についての解釈を掲載して、記事を締めくくりへと繋ぎます。
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聖霊に関する解釈は、先日の3月23日のキングスリポートで王様が詳しく語られた通りですし、数年前の式典後のQ&Aでも語られています。お父様は男性として激しく強い方であったが、女性のように非常に繊細で優しい面があったように、聖霊は天の父なる神様の女性性相を集めた霊的力であると国進様が応えてくださったように記憶しています。
また、九州の安永教会の教会長に対して、(Holy Spirit,Holy Gorst and Divin Spirit are same) 聖霊も御霊も聖神も神霊も同じであると亨進様が語られたことを覚えています。ですから聖霊と聖神の区別はないと思います。世界基督教神霊協会の神霊をHoly Spiritと金相哲(デビット. キム)先生が訳されましたが、お父様はこれを公認されました。神霊を直訳すればDivine Spiritと訳されるべきかと思いますが、聖書的にHoly Spiritと翻訳され公認されました。」
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「聖霊は天の父なる神様の女性性相を集めた霊的力であると国進様が応えてくださった」と書かれていますが、真のお父様が語られた次のみ言の中の「形象的実体女性分野」の意味が分かると、そこから本然の本体論の心情世界に入っていけるのです。そこに、本然の主体と対象の関係性が浮かび上がってきます。
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『ファミリー』2005.1月号のP.22のみ言
神様は、お父様であると同時に、お兄様です。どれほど近いですか?その次に、神様はどんなかたですか?愛の主体と対象関係です。相対的関係です。夫と妻の心です。なぜですか?どのようにしてそうなるのですか?心にも女性的な心があるので、神様の男性的な心と女性的な心を通して関係を結ぶようになり、一体的関係となったその位置に立つようになるとき、天のお父様と天の息子、娘が生じるのではないかということです。分かりますか。
ですから、息子を中心として見るとき、神様はお父様であると同時にお兄様にもなり、わたしの女性世界の相対圏を助けてくれる夫となる相対的条件を持っているのです。その相対的条件が、わたしと関係を結ぶのは難しいので、アダムのあばら骨からエバを抜き出したのです。分かりますか?
二性性相の形象的実体女性分野を中心として抜き出し、アダムと同じ形の主体対象関係なのです。エバには、性相的プラス内容があるので、自然に連結させる関係が結ばれるようになっています。因縁において関係が結ばれるように、男性と女性になっているのです。
ですから、初めて永遠の関係を結ぶのが、夫婦の因縁であるということを知らなければなりません。夫婦関係です。
子女というのは何ですか?子女と言うのは、神様ご自身の完成を願う相対存在です。分かりますか?神様が上下関係と因縁を持とうとすれば、下が喜ぶようにして、初めて上が喜ぶのです。
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本然基準へと、心情世界が覚醒する時に来ています。
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