愛着障害(あいちゃくしょうがい)は、乳幼児期の虐待やネグレクトにより、保護者との安定した愛着が絶たれたことで引き起こされる障害をいう。「甘える」や「誰かを信頼する」などの経験値が極端に低いため、自分に向けられる愛情や好意に対しての応答が、怒りや無関心となってしまう状態。(Wikipedia)
目に見える症状は発達障害と似ていて、教育や医療の現場でもしばしば混同される事があり、いわゆるグレーゾーンと呼ばれる子達の中には実際は愛着障害の子がかなり含まれているそうです。
愛着障害と発達障害の決定的に違う点は、発達障害が先天的である事に対し、愛着障害は後天的です。
愛着は、多くの場合、親には虐待やネグレクトなんてしている意識などないのに、普段の何げない行動が、子供の心を不安定にさせてしまって起きるようです。
例えば、赤ちゃんが笑いかけてきているのにスマホを見ていて気づかない、するとそれだけでも赤ちゃんは傷ついて不安になる。そういった何気なくやっている子供へのよくない対応が度を超えて度重なると、愛着障害が起きる元となってしまうのです。
また、そういう小さなネグレクトは、親と子の相性の悪さが原因で起きるという研究もあるようです。
相性が悪いと、無意識のうちに小さなネグレクトの回数が増してしまうのでしょうね。
だから、きょうだいで同じように接しているつもりでも、下の子だけが問題を起こす、などとといった事が起きるそうです。
虐待するなどという極端な家庭でなく、ごく普通の家庭で起きてしまうのですね。
紫微斗数では第一運、第二運に父母宮や田宅宮がよくないと、その後の人格形成に大きな影響を与えてしまいますよね。
私は自分の命盤を見ていて、自分の気づかない所で私って傷ついていたのかな?って最近思うようになりました。
わざわざ心の闇を掘り起こす必要はなく、今が幸せならそれで良いのかもしれませんが、もしかすると私は愛着障害の要素があったかもしれないと、今、少しだけ思っています。
愛着障害は後天的障害ですから、いくつになっても治りますので、その後の人生の様々な経験の中で、いつのまにかある程度、傷が癒されたのかも。
なんだかそんな風に感じています。