黒字で電気も足りてます、役員報酬もボーナスも復活、国民の税金投入は
9兆円支援 仕組みは 利子は税金で 返済に電気料金

それでいて安全対策はケチる変わることのない盗電体質。
汚染タンクは安全よりコスト重視。

毎日新聞のスクープのようです。

汚染水タンク:東電、組み立て式の発注継続
漏えいしたタンクが中古品か否かは「回答を差し控える」としている。一部メーカーが「組み立て式は絶対に問題が出る」として
耐久性に優れた「溶接型」タンクを納品したのに、東電は
その後も組み立て式の発注を続けた。メーカー関係者は
「組み立て式は溶接型よりはるかに安価。当時は汚染水対策
で国費の投入は決まっておらず、コストの問題があったので
はないか」と 指摘している。

汚染水タンクに中古品  東電は未公表

毎日新聞 2014年07月23日 03時00分19分)東京電力福島第1原発。敷地内に増え続ける汚染水貯蔵タンク=2014年2月17日、本社ヘリから
福島第1原発 。敷地内に増え続ける汚染水貯蔵タンク
=2014年2月17日、本社ヘリから

福島第1原発<で2013年8月に高濃度の放射性物質を含んだ汚染水<

が組み立て式タンクから漏れた問題で、同型タンクの中に別の建設現場などで

使われた中古品が少なくとも約20基あり、今も使用され続けていること

が分かった。

 また、東電はこれまで同型タンクの耐用年数を5年と説明していた

取材に対し「中古品でも耐用年数が落ちるとは考えていない」と回答した。

だが、タンクを納品したメーカーの関係者は「会社として5年という保証を

しているわけではないし、そもそも全く水漏れなしに貯蔵し続けるために

造られたものではない」叫び

と話し、専門家も耐用年数を疑問視している。



後略ー

<汚染水タンク>急場の中古品そのまま 東電、国会で触れず


■その東電の記者会見を追い続け常に発信してます。

音譜おしどりさんメルマガはじめられました。


<猫とおしゃれとよだれとニュース


注意【脳内速報】5、6号の水漏れより、機器貯蔵プールヤバイよ!から

前回の「南相馬の玄米に放射性物質が直接付着」シリーズは

イレギュラーな感じなんですよね…

  その2「3号機の汚染ダスト」

その3「球状セシウム粒子(仮称:セシウムボールCs ball)」

中略ー
その3の球状セシウム粒子の続報論文は査読中とのことね!)
********
中略ー
というわけで、自分で自由になる媒体は本当に必要だよね!
けっこう私は自分の過去の取材のまとめとして、自分の記事をチェックして
いたから、ネットで見られなくなっているのはめちゃくちゃ不便なのさ
で、ケンパルにHP作成を発注していますが、けっこう時間がかかっており
ますトホホ。
なので、それまで、このよだニューは変則的に利用しようと思います☆
*********
では、今日のおはなし。
福島第一原発の5・6号機ってどうなの? とよく聞かれます。
水漏れが酷いからね。
そんで、錆び錆びの映像とか公開されているからね。
逃げる用意しておいたほうがいいの? とも聞かれます。叫び
が、私は5・6号機はそんなに酷いことはないよ…ていうか
1,2,3,4号機のほうがまだまだずっと酷いんだから…と思ってます。

私が思ってるだけじゃなんなんで、現場の作業員の方々にも聞いてみました。
すると、やっぱりおんなじ感じ。
だってさ、5・6号機は爆発してないし、水漏れしても場所を特定できるし
、だから対応できるんだよね。
水漏れバンバンしてるのは酷いけど、でもちゃんと点検してないから、
当たり前っちゃ当たり前。

だって13か月に1回の大きい定期検査もやってないし、190日に1回の
分解点検もやってないし。
事故後の点検周期はどうなっているの? と会見で質問したら、
「190日のところ、半分の85日にしています」と回答がきたけれど。
現場に聞いたら、事故前にメーカーが受けていた分解点検は行われていなくて、東京電力が目視点検しているだけだって。発注きてないって。

だから、まぁ、地震の影響やら、海水かぶった影響やら、劣化やら、
放射性物質の影響やら…漏れるよね?
でも! まぁそれはそれで問題なんだけれど!
漏えい個所も特定できるし、対応できるし、何より爆発してないから、冷却システムはいくつもまだ生きているのです!
何か所か水漏れしたところで「避難の準備!」とはならないって!
1,2,3,4号や、1/2号排気筒のほうが、よっぽど深刻だって!

5号の水漏れ汚染水の核種は腐食生成物、コバルト60やマンガン54
が多いよねー、というと

「うーん、だから、プールの水が地震で溢水して(あふれて)あんまり
気づいてなかった、という可能性もあるよね…」ともいわれました…

うん、パトロール周期も聞かなくてはね…
で!
やっぱり気になるのは、他の号機だよね! というわけでいろいろお話しました!
おしどりマニアの方なら、4号機の使用済み燃料プールだけでなく、
私はその向かいにある機器貯蔵プールも心配してるっす、と常々
言っていることはご存じだよ

やっぱりその機器貯蔵プールは心配なんだよね!

震災時、けっこう大がかりな定検をやっていたので、シュラウドなど
大きい構造物を切り刻んで、そこに保管してました。
線量高いからね!
で、切り刻んでる、ということは、細かい切りくずもいっぱい出ているの。
で、シュラウドやら切りくずやらが錆びて、そして腐食生成物、コバルト60やらマンガン54やらいっぱいできちゃうのね、
それによる被ばくもけっこう深刻なんだってさ。

わー、規制庁の、平山技術参与がお話してたことはそれだ!
4号機使用済み燃料プールの作業者被ばくは、東京電力の説明だと
3号機の瓦礫撤去によるダストの寄与が大きい、となっていたが、
現場で調査すると、コバルト60の寄与が大きかった、とお話されてい
たのね…
うーんとね、使用済み燃料プールと機器貯蔵プールは、
つながっているわけ。水がイケイケなわけ。
で、被ばくも心配だけれど、もう一つ心配なこと。
それは、機器貯蔵プールの水が万一抜けてしまうと、使用済み燃料
プールの水も抜けちゃうんだよね。

だから、機器貯蔵プールのほうも、使用済み燃料プールから燃料棒取り
出すときに、一緒に片付けちゃいたい、と何度も何度も要望したんだけど、
東京電力は「予算もないし、今騒がれているのは4号使用済み燃料
プールだけだから」と取り合ってくれなかったと。


普通はさ、機器貯蔵プールの水が抜けることは無いけどさ、
でもね、今は原発事故後の超シビアな状況でしょ?

で、定検時にシュラウドやら重い構造物切り刻んでプールに沈めててさ、
それは1年かけて取り出して別のとこに移送される計画で。
もう1年どころか3年以上たってるよね?
そんで、すんごい劣化&錆びがあるんだよね…

ええと、大丈夫ですかね…? てなるでしょ!?
爆発してない5・6号機が錆び錆びで水漏れてるんだから、もっと線量的
にもシビアなところはどうなの!となるわけですよ、はー。

「だからさ、機器貯蔵プールは本当に早くなんとかしたかったんだよねー、抜けると大変なんだよ、水漏れどころじゃないよ、すごい圧だからドンと
吹き出るよ!」

ーー使用済み燃料プールの燃料棒取り出しと一緒に骨組作って
クレーン使えるようにしたら良かったのにねー
「でも、DSP用のクレーンなんか無いからまた1からだよ…大変だと思うな、爆発の後から手をつけてないから、片付けだけでも3,4か月かかるよ。」
ーーえ、ということは、万一抜けて、早くなんとかしないと! となっても、
なかなかたどりつけないってこと?

「対処はできないと思うな…ていうか、ドンて抜けちゃうから。」
ーーんー、ということは…つながってるから使用済み燃料プールの水
も抜けちゃうよね?

「抜けちゃうよ。それまでに取り出し終わってればいいけどね。

でもDSPの中の炉内構造物もすごい線量だから、人間はもう近づけないね。」

ーーじゃどうすんの? 対応できるロボットが発達するまで待つってこと?
「それか、上からコンクリ流して石棺するとかになっちゃうんじゃないかな、でもそうすると重量が問題だよね、
4号機は構造の健全性に問題あるから、それは耐えられないかもだしね。」
ーー機器貯蔵プールに手をつけるのはどれくらいのスケジュール?
「う~ん、2~3年後じゃないかな。」
ーーそれまで、劣化しないで、抜けないことを祈るしかないね…
「いや、もう本当に祈るしかないよ…」
********

どうでしょう、5・6号機の水漏れなどかわいいもんだということが感じて
頂けたでしょうか?

だって、漏えい個所特定できるし、そこにアクセスできるんだもん! 
修理できて、冷却ルートはいくつもまだ生きてるんだもん!

25SV/hの部分を持ちながら、切れ目が入りまくりという、高さ120mの
1/2号排気筒、これもまた何とも対処ができない1Fの爆弾なんですよね、
そういう場所のほうが、よっぽど心配でござんすよ!
「30年たっても、10SV/hだから、人間じゃ手におえないよね! 
あれも早くなんとかしないといけないんだよね!」

60mのところに東西南北4方向に切れ目&変形がある問題児な
のだけれど。震度6強まで耐えられるはず! と構造計算はされていて。
でも、2013年の計算でしょ、劣化したりするし、海風にさらされてるし、
風速75mの台風とかきちゃったらどうなの!?

東京電力の社員さんに聞くと
「ですよね、でも、聞くところによると、切れ目が入ってるからかえって
安全だという話もあって…」

ーー……はい?
「あそこは一番力がかかるところなんですよね、」
ーーあー最大応力発生位置ですよね、
「そこに切れ目があったり少し弱くなっていると、余計揺れて、
力を逃すので安全だという…」
ーー五重の塔みたいな柳のように揺れて免震するというやつですか…
「そんな感じです!」
うそやーん!! 都市伝説みたいなお話を伺いました…
********
もう、東京電力の記者会見では、何も情報が出てこない、というか、
裏にどんな情報が隠されているのか! みたいな状態ですね、あーあ。

こんな情報、会見で発表しないでしょ? と、最近伺った話のひとつはこちら。
この件はけっこうオフレコなので、ここからはマニアックな
ソウルメイト限定にします、ごめりんこ!

マニアックな知りたがりは、良かったら契約してね!
ということですので良ければ登録どうぞ。


猫とおしゃれとよだれとニュース



ペタしてね