4月月25日 18時21分NHKニュースより★

冠水しない燃料取り出し技術募集
事故で溶け落ちた核燃料を巡り、国は、今の計画で想定されている

燃料を水にひたして取り出す「冠水工法」と呼ばれる方法ができない

場合に備えて、必要な技術を募集することになりました。


 

福島第一原発の廃炉を進めるうえで重要な1号機から3号機のメルトダウンした

核燃料の取り出しは、工程表では早ければ、6年後の平成32年度以降>に始まるとされています。


今の計画では、原子炉を覆う格納容器に水を張って放射線を遮蔽しながら

燃料を取り出す「冠水工法」が検討されていて、各号機の格納容器

の調査が行われています。


25日、東京・港区で開かれた会議で、メーカーの技術者などに

燃料の取り出し方法の検討状況が報告され、廃炉を技術的に支援す

る組織「国際廃炉研究開発機構」の担当者は、これまでの調査から、

格納容器の損傷箇所の特定や十分な修復が難しく、冠水できないおそれが

あると説明しました。


そのうえで、放射線量がより高い状況でも燃料の状況を把握する

映像技術や水を使わずに放射線を遮蔽する方法など、冠水せず

に燃料を取り出す技術の募集を国がことし6月から始める方針

を明らかにしました。


国際廃炉研究開発機構の鈴木一弘専務理事は

「冠水できない場合、放射線を遮蔽する新たな対策が必要になる。

困難を乗り越える斬新なアイデアを出してほしい」と話しています


ドクロなんか本当にお手上げ状態ですね・・・


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