我が家の庭には結構大きめのレモンの木があります。

夏になると、アゲハの幼虫がワラワラとわいてきて

レモンの葉を食べてしまうので

見つけたら駆除していますが

中には生き残り、最終幼齢まで成長するものがいます。

最終幼齢まで成長した幼虫は駆除せず

蛹になるのを見守ることにしています。

蛹になる寸前の巨大な幼虫は、もそもそと這い出し、レモンの木から離れたところで蛹になります。

農薬や殺虫剤は使わない主義なのですが、

なぜかレモンの木でそのまま蛹になった個体は

羽化せず死んでしまう場合が多いですね。

逆にレモンの木から遠く離れたところに行く個体ほど羽化に成功する確率は高くなります。

体力の問題なのかな?と考えてみたり。


裏庭に植えた桜桃が枯れてしまっていたのですが、(レモンの木から8mくらい離れている)そこにくっついていた蛹が先日の強風で下に落ちていました。

コレは死んでしまったのだなあと拾い上げると、お腹の部分がうねうね動きます。


同じところに戻してあげようかなと、みると桜桃の木には蟻がたくさん行ったり来たりしていました。これでは羽化の時に襲われるかもしれません。

色々考えた末、少し離れた金木犀の木にくっつけることにしました。

浸透力がある接着剤を使うと蛹が死んでしまうので、厚手の両面テープを薄く切り、羽化のときに脚に粘着に工夫して、金木犀の幹にくっつけました。


無事に羽化してくれますように。


羽化してもうちのレモンの木に卵産みつけませんように(^◇^;)