まず最初に、心と気持ちは同じように
言われますが違うのです。
心は一つしかありません。
気持ちはたくさんあります。
また、心とは簡単に言うと学ぶ場所でもあります。
心で学び、気持ちを持ち、また心に戻ります。
心から全てが始まると言っても過言ではありません。
解かりやすく説明すると
例えば、とても高い場所に上がって下を
見下ろした人が
心からの恐怖を知ったら
もう二度と高い場所は嫌だという気持ちが出てきます。
これが心で恐怖を学び、そこから怖い、嫌だ、
高いところに立ちたくないという
気持ちがでてくるのです。
このように心からの恐怖を学んだ事で、たくさんの気持ちがでてきます。
また、人との関わりの中で
誰かに助けられたり、助ける場合もあるでしょう。
もし貴方が誰かを助けたら
助けられた相手は、貴方の心からの行いを見て
感謝の気持ちを持ち、言葉や態度て伝えてくれるでしょう。
貴方は助けた相手の感謝の想いを知り
助けることができてよかったという気持ちになります。
そして助けられた人が、もう大丈夫だという姿を見せてくれることで
貴方は心配しながらも、心から良かったと安心します。
その安心を見て、助けられた人は
貴方にしてもらった事を忘れずに心にしまいます。
また、貴方に助けられた事で自分はこうなれたということも
合わせて心にしまいます。
それが恩というものになります。
恩を与えた者と、受けた者がそれぞれ大切に心にしまうのです。
これが同時に恩返しともなるのです。
このように、心から始まり、気持ちを持ち、その気持ちの行き着く先は
また心となるのです。