人との出会いはなにかすごい力が働いていると思う。



疎遠になっていた友人とばったり再会したり、会いたいなあと願っていた人に急に会えたり。



親友と呼べる人と、最高の出会いをしたり。





わたしはまだそんなに長く生きてはいないから、昔の知り合いと、とかはまだあまり経験したことは無い。


それでも、なにか特別な力が働いてるでしょ!運命!と思えるようなことが何度もある。



そんな出会いがあって本当に本当に大切な人たちに囲まれていると私は思う。


でも、それが辛くなるときがある。

こんなにいい人たちは、私には見合わないんじゃないか。わたしなんかがここに居ていいのか。

そう思ってしまう。




今週のラジオでは、出会いについて話していた。


星野源は昔あったことのある人と一緒にお仕事をすることになることが何度もあるらしい。


その出会いはやはり何かの縁が結びついているのかなとおもう。



源さんは、自分は周りがいい人に恵まれている。といつも言っている。



でもそれは、源さんがいい人でいるから、周りに縁がついてくるのだと思う。


そして、彼は人のいいところをたくさん見つける人なのだ。いいところをみつけて、いい人に恵まれていると思えることが彼のよさである。


(先週の大澤さんの言葉をここに借りる。彼もきっとまた源さんとの縁で会えると信じている。)







星野源がいい人に囲まれているのは、彼自身がいい人で、縁ができているからだ。


それは偶然だけど、偶然じゃない。


彼がつくっているのだ。



彼のことを考えて、それは自分にも、少しは言えるのでは?そう思うようになれた。



私も周りに少しはいい人だと、いい人じゃなくてもいい。一緒にいたいなと思われているのかなあと、考えられるようになった。



自分のことになると急に客観視が難しくなる。当たり前だが。


それでもほんのちょっと、自分に自信が出た。





今までで最良の出会いは、親友との出会いだ。


今まででいちばん嬉しかった言葉は、彼女に卒業アルバムで贈られたものだ。



「この学校に入ってよかったことの



こんくらいの割合は君に出会えたことだよ。」




彼女は友達の少ない私と比べてとても社交的で、友達もたくさんいる。



私はそれまで、1番の親友で、出会えて本当によかった。と思っているのは私だけなのかなと思っていた。

彼女は他にもすごく仲の良い子はいるし。と、僻みのような感情も抱いていた。



しかも、1番の親友だと思っていることを伝えたことがなかった。気恥しいし、不安だった。




でも、これを見てただただ涙が出た。

嬉しくて、情けなくて、ほんとうに嬉しくて。




自分が相手を想うように、相手も自分を想ってくれることがどれほど難しいことか。



この縁を一生大切にしようと誓った。



それが難しいことは分かっているけど、この想いを決して忘れないようにしたい。




この卒業アルバムを見せたときに母が泣いていたのが忘れられない。


「あなたがこの子のことをどんなに大切にしているかは知ってる。この子もこんなふうにあなたを想っていてくれていたことが嬉しい」


それを聞いて、私はこの人の娘で良かったなあと思った。


私の初めてのすばらしい出会いは、母だ。





自分が少しでも周りに見合う人間になりたい。

そして、そんなわたしの周りにいてくれる人を信じたい。




出会いと 縁と 人と、 笑い合おう。