双方手詰まりで静かになった米朝チキンレースですが、このままで終わるわけないので注意が必要です。
以前、米朝チキンレースは米の勝ち！と書きましたがその説明がまだでしたね。
チキンレースとは怖気づくか地雷を踏んだほうが負けとなります。
前の記事は北朝鮮が短距離ミサイルを発射した直後に書いたもので、
北朝鮮が怖気づいて長距離ミサイルが打てなかったと判定したわけです。
その後第2段階のチキンレースが始まり、北朝鮮の長距離ミサイルが
日本上空を通過して太平洋に着弾したり、北朝鮮が水爆実験に成功したりとやや北朝鮮有利な展開となっていましたが、米はビビらず、国連で追加制裁を決議しました。
北朝鮮は「トランプ大統領の発言を宣戦布告とみなし、米軍の航空機が公海上を飛行中であっても撃墜する権利がある」と発言し、最後の切り札を使ってしまいました。
そのため、手詰まりとなって、米朝ともおとなしくしていますが、米がこのまま北朝鮮の核兵器保有を容認すれば、「北朝鮮が核を保有するならわが国も」という国が続々と現れるので大変なことになります。
オバマ大統領と違って、あのトランプ大統領がそれを許すはずがありません。