皆さん、こんにちは。
久し振りに今日の日中は暑かったですね(^^;
ここのところ朝晩が涼しかったので、より暑く感じました💦
それでは、本日から「甲」の寅月から順に守護神をお伝えしていきます。
1. 甲(日干)の部
① 寅(月支)月生まれ
寅(2月)生まれの「甲」(樹木)は、これから成長する季節です。
まだ初春のため、冬の厳しさが残っていますから【丙】火=太陽を守護神に取りますが、伸び盛りの樹木には水質の【癸】も欠かせません。
丙と癸が命式の天干にあれば、富も名誉も品格も全て揃う人となりますが、丙が天干に出て木質が地支の28元にあれば、大きな富と名誉に関係します。
もし水質が不足するようなことがあっても、28元の木質がしっかりとした根として樹木を支えますから、立派な樹木の形を損なわれることはありません。
丙も癸も天干に出なければ、普通の人としての人生になります。
寅月は木質の旺地ですから、庚(車騎星)や辛(牽牛星)の金質を嫌います。
庚や辛があって、丙や丁が無い場合は、妻子を剋すことになり人生の苦労から逃れられません。
丙や丁の火質が無く、水質の壬や癸が多くある場合は、水質を剋す戊や己の土質を喜びとします。
この場合、戊が天干に出れば『堰堤(水をせき止めてコントロールする堤)』(せきてい)と言って、『貴命』となります。
※『貴命』とは、生まれながらにして幸運な人で、人生を進むに従って運を上げて行く人です。
また、水質の壬や癸が多く、戊や己が天干に無い場合は『浮き木』と言って、貧乏な人生を送るのみとなってしまいます。
戊や己が多く命式にあれば『富家の貧人』と言って、お金に恵まれたとしても一生苦労が付きまとい、結婚することも子供が出来るのも遅くなると言われます。
ちなみに、忌神は金質になります。
◆寅月生まれの甲の標準的な守護神◆
1. 丙 2. 癸
次回は、卯月生まれの甲をお伝えいたします。