長男・6年生


春になったら中学生。

もう中学生?!と親である私も時の早さに驚く日々。


親と一緒に歩くのを嫌がったりすることはまだなく、悪態をつく様子もまだない。


むしろ、週末に家族でマリオカートをしたり、旅行に行った時は必ず家族でなぜかUNOとババ抜きをやりたがる。


その日学校であった楽しかったことや友達の話をしてくれたりもする。



そんな長男。


6年生になった頃くらいから毎朝寝癖直しに神経質すぎるほど気にするようになった。



あぁ、もう高学年だもんね。そういう年頃に入ってきたなかな?なんて呑気に思っていて、


あまりにも神経質に苛立ちながら毎朝髪を気にして遅刻しそうになっている様子を見て

〝もう直ってるから大丈夫だから早く行きな!遅刻するよ!〟と声をかけていた。


時には、息子のイライラが伝染して私も苛立ってしまい強めの口調になってしまうこともあった。

イライラって伝染するのはなぜだろう。不思議。。


でも実は私がよくイライラしてしまうから普段から反省しているのだけど、、


息子の寝癖が直らない苛立ち&遅刻問題が私にとっても毎朝ストレスになっていた今日この頃。



そしてそれは今朝も。


8時を過ぎてもなお、洗面台の前でイライラしながら寝癖を直している息子。


いや、直ってるよ。なんなら寝癖直し使い過ぎてちょっとぺったりして髪の毛洗ってない人みたいになってるじゃんか!



それを言っても本人は納得しない。


強迫観念的なものを感じるほど。



その様子を見ていた夫が〝寝癖直ってるし、そもそも寝癖ごときで遅刻なんて絶対ダメ。もういいから早く行きな!もう寝癖直しはお終い〟と息子に言うと、


うるせーっ!!わかってる、でも直らないんだよ!あーーーもううるさいっ!!!


と、感情を露わにしてドライヤーをバンっと洗面台に置いて半泣きに。


普段あまり声を荒げない穏やかな夫がその言動に珍しく怒って息子と対峙。



私はそのやりとりにヒヤヒヤしてしまって、遅刻確定の時刻に迫りつつあることもハラハラ。



いつも温厚な父親に強く怒られて怖かったのもあるのだろう、洗面所で泣いている息子。

そのあとランドセルを背負って玄関へ行ったけど、玄関に座り込んで泣いている。


何かおかしい。


ただ寝癖が直らないことに対して泣いているのではない。


父親に怒られたから泣いているだけではない。


遅刻してしまうから行くのを渋っているわけではなさそう。



どうした? と聞くと、堰を切ったかのようにワンワンと泣きながら教えてくれた。



カッパ、カッパって言われる



だから直しているけど、寝癖がついていなくてももうそういうあだ名になっていて、やめろって言ってもやめてくれない。



だから少しでも寝癖がついていたらもっと言われるから…でも一生懸命やっても直らないんだ…



1学期にクラスである問題が起こった際に


担任の先生がクラスのみんなに向けて〝誰かを非難したり誹謗中傷したりすることは良くない〟っていう話をした後に、


先生がいないところで〝誰が先生に言ったんだ?〟と犯人探しがあった様子を見て怖かったから今回のことも先生には言いたくない。



もし先生に言ったことがバレたら責められるし、友達がいなくなっちゃうのが怖い。。


と、号泣する息子。



うん、そうだよね、その気持ちすごくよくわかるよお母さんも。


子どもにとって学校という場は一つの立派な社会であり、


教室という狭い空間はもっと濃縮された社会だもんね。


そんな中で、陰口を言われたり無視されたりされたらつらいし苦しいよね。



今までそんな気持ちを抱えながら寝癖直しに躍起になっていたのか。。



側から見れば〝たかが寝癖〟〝あるあるの話だよね〟と一蹴されてしまうような事だけど、

本人は毎朝気が重かっただろう。

お母さんもまさかそんなふうに言われて苦しんでいるとは思わなかったよ、ごめんね。



もうすぐ中学生。


身長もぐっと伸びて、足のサイズなんてあと0.5ミリで私のサイズに追いついてしまう。


小さい頃から私と背比べをして私から〝まだまだだな。〟と頭をポンポンされて喜んでいたけど


それももうすぐ並んでしまうくらいに成長している長男。



でも、まだまだ中身は未熟で脆い。


泣きながらでも話してくれて今日は嬉しかった。


胸の内を知ることができてホッとしたし、もっと深く見てあげられていなかったことにも反省した。


中学生になったらきっと反抗期がやってきてそんなことも言わなくなってしまうのだろうか。



それも成長の証なんだろうけど、


どうか


苦しい時は一人で抱えずに苦しまずに悲しまずに吐き出してほしい


そんなホッとできる居場所を今まで以上に作ってあげないと、と改めて思った日。