以前から企画していた、社内の技術練習会を行った。

立案、日程調整、テキスト作成等

僕一人ではできなかったことができたのは、強力な仲間がいたからこそだ。

そして意欲の高い練習会参加者たち。

おかげで内容の濃い活動ができた。

本当に感謝しかない。


僕は社内で新参のトレーナーである。

この練習会の活動は、トレーナーとしての挑戦でもある。

社内マニュアルの手技がしっかりあるのだが、

たまに社外の手技を学び、密かに取り入れようとする者がいる。これまでそれは見逃されてきて、なにかクレームや問題があれば我々トレーナーが確認するという方法をとってきた。

つまり問題が起きなければ、マニュアルの手技を使うように促すことはしてこなかった。

実際にこれは難しいだろうと思う。初心者の知的好奇心を制御できない。僕も好奇心の強い方だし、実際過去は色々な手技を学んだし、職場を変えることもあった。このエネルギーはとても強力で、そのおかげで今の自分がいるとも言える。

だから好奇心は否定しないし、気持ちがよく分かる。

そもそもなぜ他社の技術に関心が向くかと考えると


①現在の手技が上手くできず、身体が痛い、辛いから他の楽な手技を探す

②知的好奇心


雑にこの2つかなと思う。

①は僕達が良く見ること。店舗のスタッフに寄り添い、こんな風に圧せば楽なのだと伝える。楽だから自社の手技を使うのだというくらい伝えていきたい。


②であれば、練習会の活動を通して外部に対して向く好奇心を内部に向けさせれば良いと考えた。

基本的な事を突き詰め、リラクゼーションというものに対しての面白みを味わってもらう。知的好奇心という強いエネルギーを方向変換させることで社内マニュアルを守らせる挑戦を今行っている。


僕はこの業界、職業が好きだ。

自律神経失調症で動くのもやっとな友人に

出張して施術したら一時的にではあるが、その後元気よく散歩したのを覚えている。

そういう力がある仕事だと思っている。

恩返しをしたい。