たとえば、ここに、
「北斗七星」という「星の集まり」がある。
「北極星」を見つけるのに役立つ、
この「星の集まり」は、
実は「星座」ではなく、
「おおぐま座」の一部だったりする。
僕たちは、その人生で、
ネガティブな経験と、別の経験を結びつけて、
自分の中に「小さな星の集まり」を作る。
そして、その「星の集まり」を、
人生の「すべて」だと思い込んで、
ふさぎ込んでしまったり、
絶望したりする。
でも、思い出してみてほしい。
「北斗七星」という「星の集まり」が、
「おおぐま座」の一部であったことを。
ネガティブな経験のそばには、
ポジティブな星があり、
「時間」と「距離」をおいて、
人生という「星空」を見つめ直すとことで、
そこに「新しい線」を、引き直せることを。
☆
あなたの引いた線に対して、
誰かが、文句を言うかもしれない。
それでも、あなたは、
「自分の人生」という「星空」に、
自由に線を引けば良いのだ。
個人セッションや、サービスを通じて僕は、
「ここに、こんな星座も見えますよ」、
「こんな可能性もありますよ」と伝えている。
そうして僕たちは、一緒に空を眺める。
何かの「渦中」では、
人は「焦って」いるから、
客観的に「星空」を眺めることができない。
だから、しかるべき時間と、距離をおいて、
それらを眺め直すタイミングが来たときに、
いっしょに空を見上げるための「媒体」として、
僕が機能できたら良いと思う。
あなたはこれから、その人生に、
どんな線を引き直してみるのだろう?
それは、フリーハンドで良いのだ。
すべては、あなたに委ねられているのだ。
そして、その星空に、
あなただけの星座を見つけられたとき、
今まで以上に、自分の人生に、
愛情を持てるのかもしれない。
少なくとも僕は、そう思うのだ。
(おわり)
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