96式装輪装甲車。
こちらは、60式装甲車→73式装甲車に続く3代目の国産装甲車。
大きな特徴としては、キャタピラ装甲車からタイヤ式に変更されたということでしょう。
キャタピラよりも迅速に移動することが出来ます。 ただ、悪路での走行には多少の問題があるわけですが、他の国の装甲車の現状を見るとこのような形状に変化してるのも実情です。
基本は国内防衛を主眼に設計されているので、Homeでの使用という意味では利点が大きいわけです。
これらの車両は、機甲科に追従する歩兵を輸送するために開発されていて、戦車の弱点とされる近接での戦闘の際、広範囲に展開して戦車等を守るために使われます。





軽装甲機動車。
普通科で使用される装甲ジープ。
普通科で使用する輸送手段にはトラック→高機動車→軽装甲機動車とあるわけですが、一番最小の単位で輸送するための車両。
小隊=30~50名 分隊=7~8名 で普通科は区切られてるので
軽装甲機動車では1個分隊に2台に分かれて乗車することになります。
高機動車(10名)だと1個小隊に3台から5台に分かれて乗車、トラック(18名)だと1個小隊が2台~3台に分かれて乗ることになります。





UH-1J。
汎用ヘリUH-1 イロコイスの日本版(J付き)
主力の輸送ヘリとして使われます。
ベトナム戦争の時代から活躍していた機体で、もうすでに60年近く経とうとしてるのですが、未だ現役で活躍中です。
本来ならばUH-60に機種変更されてもおかしくないのですが、なかなか高価で機種更新が陸上自衛隊では進まないのが現状。 海上自衛隊、航空自衛隊のほうはかなり前から稼動してるのですが。





OH-6D。
偵察、着弾観測用の小型ヘリ。
小型で、高機動性のあるヘリで、偵察等のサポート以外にも本来は急襲攻撃の特殊作戦などにも使用できる機体です。
映画「ブラックホーク・ダウン」などでも、側面に2名(計4名)を輸送しながら急襲を行ったりしてました。




NBC偵察車。
当初は中央即応集団に配備されていましたが、第6師団に優先配備されました。
今後は徐々に大都市近辺の師団に配備されtwいくものと思われます。
ある程度の汚染地域の中に入り、状態の分析を行うことの出来る特殊車両。
福島を管轄する6師団というだけの装備だと思います。

見た目は頑丈に出来た96式相輪装甲車という概観。
昔の変形合体するアニメのトレーラーのような感じです。









92式地雷原処理車。
一昔前に地雷原を突破するのに使われていた車両は重厚な戦車の前方に、重い鎖のカーテンのようなものを吊り下げたものを付けたものをゆっくり走らせて爆破させながら進んでいく方法などありましたが、現代では、このようなロケット装置を用いたものが使われるようになりました。
地雷原の手前まで車両で近づき、ランチャーを上げロケットを発射。
そのロケットの後ろには、ワイヤー型の処理爆弾がついており、ロケットの進む一直線上にワイヤーを地上に伸ばし、一気に爆発させ、付近にある地雷を破壊するような仕組み。
かなり迅速かつ安全に処理が行えるようになっています。





車両不明。
情報課の装備ということなので、対空レーダではなく、対砲レーダなんだと思います。
相手方が砲撃を行った場合、砲弾の飛行ルートからその射撃地点を割り出して、即応射するための情報収集レーダ。
多分。


次は装備品展示から。

87式偵察警戒車。
師団の偵察隊に装備される車両で、バイク部隊とセットでの行動を行います。
主武装にエリオン25mm機関砲、副武装に車載7.62mm機銃が装備されています。
これは宮城の大和駐屯地に配備されています。 9師では弘前駐屯地になるので岩手にいるとなかなか見れません。
最初に見たのはやはり大和駐屯地ででした。
見ての通り、車体は82式指揮通信車でその上に砲塔をくっつけた仕様。



81式地対空誘導弾。
郡山駐屯地に配備されています。 9師団では岩手駐屯地にあるので毎年見ることが出来ます。
装填時、4発の誘導弾をセットできます。
アクティブ・ホーミング・ミサイルで、誘導弾自身が目標物を探して攻撃します。
誘導方式にはこのような「アクティブ」タイプの他に「セミアクティブ」タイプ、「パッシブ」タイプがあります。

セミアクティブ=発射側が誘導する。(艦船からの攻撃でよく使用されてます。)
パッシブ=自身が相手の発する電波を捉えながら攻撃する。

これ以外にも誘導する方法はありますが、「矛」がある以上は「盾」も存在するわけで妨げる方法は別に存在します。 まさしく矛盾ですね。



92式近距離誘導弾。
こちらはランチャー内に8発の誘導弾が装填されます。
元は俗に言うスティンガーミサイルのような携帯しながら撃つランチャーを車載に変えたもの。
こちらは「赤外線ホーミング」という誘導タイプ。 簡単に言うと相手に赤外線ビームを当ててそれに向かってミサイルが飛んでいくというもの。
こちらは、近距離に迫ったものを撃つので、電波で誘導する必要はないわけです。

映画「トランスフォーマー」で、最後のシーンで、前線でシーカーというものを相手に当てて、イージス艦から発射されたミサイルを目標に当てていたシーン。
それと同じようなもの。 でも一つ違うのは、艦からここまではあくまでイージス艦からのセミアクティブ方式の誘導で、最後はシーカーという2段構造のミサイルということ。



74式戦車。
6師では大和駐屯地に配備されています。 岩手駐屯地とあわせて、東北には2個の戦車大隊があるということになります。
105mm砲を装備し、いまでも主力戦車として使用されています。
戦車には大きく分けて2種類の弾を装備しています。
一つは「徹甲弾」、こちらは戦車同士の戦闘で使用する厚い装甲を撃破するのに使用されます。そして2つ目んは「戦車榴弾」。 これは非装甲の敵を撃破したり、構造物の破壊などで使用されます。

WW2時代では、戦車というものはあくまで歩兵の援護にまわるものとして使用され砲兵の役割として使われてましたが、次第に重装甲の戦車が出現することにより、それを撃破するには装甲を打ち抜くことが出来ないと役にたたない時代になり今に至ります。
イギリスのマチルダ戦車は、鉄鋼弾は積んでましたが、榴弾はつんでなく、戦闘で歩兵に撃破されてしまうような事態になったというのは有名な話しでもあり重要さがわかります。




155mm榴弾砲「FH-70」
岩手にもある榴弾砲。
陸上自衛隊では一番の勢力を誇ります。
戦車と違ってこちらは曲射砲。上方に向かって撃ち楕円を描きながら砲弾が飛んでいきます。
戦車はあくまで近接にいる敵を攻撃するので「見える敵」を撃つので、弾は水平方向に飛んでいきます。
曲射砲に対して「滑空砲」といいます。
地形状、正面に山があったり、構造物があったり必ずしも直接狙うことが出来ないものを攻撃します。
なので飛距離は30Kmだったり40Kmだったり。使う砲弾によって左右されます。
普通の弾だったり、ミサイルのように墳進しながら飛ぶ弾だったりさまざまです。

弾を詰め、その後ろに炸薬パウダーを入れて爆発の力で弾を飛ばす、古来からあるものと方式は同じ。
とは言っても、薬きょう式の砲弾もまったく同じ。 薬きょうのなかに同じような仕組みで飛び出すだけ。


昨日は「神町駐屯地」にいました。
午前中は晴れていたのですが、午後になって雲がおおくなり、雨降りに向かっているような感じでした。
太陽にはワッカもかかっていたので、まさにそんな感じ。

駐屯地内には桜の木が多く植えられているのでたくさん見ることができます。
ただ、まだ東根までは満開が到達していないようで、咲き始め。
今は山形市あたりが満開なので、もうちょっと・・・遅ければGoodだったのですが、残念です。
ちなみにここに来る途中は、水沢~一関~築館のあたりはちょうどいい頃合に咲いてるようでした(夜桜ですが・・・)



岩手駐屯地と違い、営庭の中にも芝生の領域があり、歩きやすいです。横の広さもたぶん1.5倍弱の広さではないかと思われます。 結構広い・・・。
(9師団の青森駐屯地では、かなり狭い)
右のほうにはヘリも降りてきて展示されています。



中央の隊舎前。
地元の業者が右側、左側では駐屯地の隊員のブース。
今では、こうした隊員がやる屋台が少なくなってきています。
岩手駐屯地でも10年前には出て安く食べたりすることが出来たんですが、今は完全に業者オンリーになってしまいました。。。



帰り際の桜並木。