「年収300万円以下は低所得者」
お昼のワイドショーでコメンテーターが言っていた(と思う)。
「じゃあ、俺らの町の8割の世帯は低所得者層だ」
友人が言った。
嫌な町だけど、みんな生きている。
ちなみに、わたしは世の中の底辺なので、超低所得者。
でも、それなりに仕事も楽しんでいる。
幸せとは何であるのか。
数字で決められるものなのかと考えてみる。
外食をした帰り道、小雨降る中、両親と家までの道を歩いた。
1匹の蛙が道路脇にいた。
まだ生きていた。
でもそのうち車に轢かれるであろう確率は極めて高かった。
父は「葉っぱで(田んぼのほうまで)持っていけば助かる」と言った。
蛙を追いかけている父を見て、
「いっぱいいるから、ほっときなよ」私が言った。
そういってから、考えた。
いっぱいいるから、1匹くらいは死んでもいいのか、と。
歩きながら、自分自身の言葉を反芻し続けた。
でも、何でそんなこと言ったのか、いまだにわからない。















