前回に続いて、放送作家・石田章洋さんのお話です。
現在、「企画術」について記された『企画は、ひと言』と、「構成術」について記された『スルーされない技術』という本が好評発売中です。
では、どちらが売れているかというと、『企画は、ひと言』の方なのだそうです。
『企画は、ひと言』は、いわゆる大都市で良く売れていて、東京でも丸の内での売れ行きが好調だとか。
逆に『スルーされない技術』の方は、オモテ向きには「伝え方の本」の顔を装っているのですが、佐々木圭一さんの『伝え方が9割』みたいには、売れていないという現状があるそうで…
どちらが好きかという話になって、「私はどちらかというと、『企画は、ひと言』よりも『スルーされない技術』の方が好きです」と申し上げると、「そうですか、こっちは少しマニアックな人に受けるんです」と石田さん。
『スルーされない技術』は、「伝え方の技術」の顔を装った「構成術」の本です。
その「構成術」の中でも、私たちがよく「テリング」なんていう、言うべきことを並べる順番や伏線の置き方などに、特にフォーカスしています。
各項目も「主張→引用→事例」のフェーズを追って、それはそれは分かりやすい「構成」で紹介しています。
つまりは、構成作家の本領たる「構成術」を、本の「構成」にも気を配って、体現しながら、教えてくれる本なのです。
そして、そのスキルは、意外に意識されていない方も多いので、かなり実践的で役立つと思います。
個人的には、こちらももっと売れて欲しい本です。
- ¥1,404
- Amazon.co.jp