私って頂いたものは壊れない限り大事にとってるんです。
27年前に短期ホームステイプログラムに参加した日本からの中学生と高校生15名のアメリカ現地アドバイザーとして1か月ほどお手伝いしたことがありました。
もともと現地アドバイザーは他の方だったのですが
生徒の皆さんが来る1週間前に病気になられて
ギリギリで私にこの役がまわってきたのです。
1か月のアメリカのファミリーと滞在した生徒さん達は初めてのアメリカの生活に戸惑いがいっぱいだったようです。
たった1か月だけどいろいろあったんですよ。
食べ物が合わない為、食事を充分食べず貧血で倒れた生徒。
ホストファミリーの壁に掛けてある本物の日本刀のコレクションを朝っぱらから鞘から外し親指をばっさり切っちゃた生徒。(朝6時に救急病院にて
パックリ深く開いた傷口を見ながら通訳した私。仕事だと割り切ると意外に冷静になれる)
ホームシックになった生徒が部屋から出て来なくなるとか。
美味しい日本の白米が食べたいと泣き出す生徒
他にもいろいろ
旅のお手伝いをする添乗員さんってホントに
たいへんな仕事だなぁって実感
1か月のホームステイを終わる最後の日に
生徒さん達からの嬉しいプレゼント
SWATCH
気持ちのこもった贈り物
いただいた時はピンクのバンドでしたが27年も経つと色があせてしまったので青っぽい紫色に変えました。
みんな楽しかったことも困惑したことも貴重な経験になったようです。新しい友達もできたし、楽しい思い出もたくさん作れたし。。。
私にとっても楽しい思い出になったんですよね。。
でも生徒さん達が帰国した一年後くらいに生徒の1人がオートバイの事故でお亡くなりになったと聞いた時はすごくショックでしたね。。。。。
1か月だったけど一緒に時間を過ごせたのは何かの御縁ですもんね。。。
今頃みんな家庭を持ってお子さん達とかいるのかな〜。 何の仕事をしてるのかな〜。
どこに住んでるのかなぁ〜。このSwatchを見る度にいろんな思いが湧いてきます。
最近は携帯電話で時間がわかるんだけど
このSwatchを乗馬をする時につけてます。
もしあの時の生徒さん達に会えるのなら
いただいたSwatch 27年経っても健在だよって
言いたいなー。
いろんな思いがこもった腕時計壊れるまでつけていたいな。。。。
Joyce