トリハダ少年では僕が今までに見た・プレイしたホラーなものを好き勝手に僕の思い出と共にレビューしていこうと思う。
映画、ゲーム、書籍などなど。たまにあまりにクソすぎてホラーの領域になってしまった普通の何かも怒りに任せてやるかもしれない。
まず、初回は僕の本格ホラゲ(ホラーゲームの略称)童貞を見事に奪ってくれたゲーム トワイライトシンドローム 探索編である。
このゲームは1996年にHUMANからPS1で発売。当時、僕は小学生であった。父親がゲーム好きだったため、これがあったのである。
ストーリーは三人の女子高生が主人公となり、様々な怖い噂を調査しにいくというものである。
女子高生ということでそういうイミでも後々評価されることとなるのだろうが、当時の僕にはまだ理解できなかった。
まぁ、それはおいておいて中身に入ろう。
主人公は三人いるわけだが、それぞれに性格が違う。一人は心霊否定派のリーダー気質、霊感少女、噂や怖いものが大好きな頭軽そうなギャル女。こう書くとなんだかアンモニア臭がしそうであるが実際は全く違う。
このゲーム、大変に怖いのである。
当時、Jホラーと後に呼ばれるようなリング、呪怨などは一切ない時代である。なのにも拘らず恐ろしい。
噂そのものは怖くはないが、それを調査する際に徐々にじりじりと見えないものが浮かび上がってくるのである。
なんというか、直接的にドーン!とびっくりさせるのではなく、じわじわと自分の領域を犯されていくような恐怖なのである。
ムービーは今見るとそうでもない。しかし当時は大変にクォリティが高かった。第一ホラーゲームがこんなに隆盛する前である。その時代はホラーはミステリーといっしょくたにされがちなそんな扱いだった。その中でこの出来はなんだ。
素晴らしい!今やっても怖いのである。見せすぎだろオイてぐらい今のホラーは恐怖の対象が現れてくるが、そういうのに飽き飽きした人はやってみるのもいいかもしれない。中古屋にいけば数はそんなにないが、2,3千円もあれば買えるのではないだろうか。さらに当時としてはまだ新しい技術だった立体音響なのだ。ホラー×立体音響とはまさに鬼に金棒、炊き立てご飯に味噌汁である。
当時の僕は、あまりに怖くて一人でできなかった。姉をたたき起こし「一緒に、一緒にやってくれない・・・?」と懇願したものである。しかし、姉も怖い。姉弟二人で震えながらやったものだ。なぜか昼間にはやる気にならず、やめりゃいいのに二人とも夜やりたがった。実家は築200年オーバーという意味のわからない古い部屋がいくつかあるのだが、父がゲームをおいていたところがその部屋だったためそれも怖かった。
天井の隙間から誰か覗いているような、そんな錯覚に震えながらもコントローラーを握ったものである。
中学生になっていた姉は、僕よりびびってはいなかったがとあるムービーシーンに突入した際、恐怖のあまり悲鳴を上げながら僕を置き去りに部屋を飛び出していったことを僕は忘れない。
そんな姉も結婚し、娘が生まれた。僕はその姪っこが大きくなったら当時の事を赤裸々に語ってやろうと思う。
いやーしかしこのゲームは怖かった。このシンドロームシリーズはわりと続くのだが、映画、そしてムーンライトシンドロームは・・・まぁ今回はこの辺にして後々続編はレビューすることにしよう。
ホラーには恐ろしいほどのクソとまともの差があまりに激しい。今回は良作なのでこのような書き方だが、クソ作品には僕も口汚く罵ろうと思う。だってそうでしょ!俺、金出して買ってるんだぞ!クソ作品に騙された全国五万人の代弁者となるのだ!
まぁ一個だけこの作品で気になることは、このゲームのゲームオーバーとなる要因についてである。
画面に心電図が表示されていてあまりにびっくりする、恐怖するイベントを見てしまうと恐怖で心臓の動きに支障をきたし、最後には心不全で死んでゲームオーバーとなる。なので死ぬ一歩手前の心電図はなんか大変な動きになっちゃってたりするのだ。子供ながらにこれはどうなんだろうと思っていたものだ。他になんか思いつかなかったのかよHUMAN!!
映画、ゲーム、書籍などなど。たまにあまりにクソすぎてホラーの領域になってしまった普通の何かも怒りに任せてやるかもしれない。
まず、初回は僕の本格ホラゲ(ホラーゲームの略称)童貞を見事に奪ってくれたゲーム トワイライトシンドローム 探索編である。
このゲームは1996年にHUMANからPS1で発売。当時、僕は小学生であった。父親がゲーム好きだったため、これがあったのである。
ストーリーは三人の女子高生が主人公となり、様々な怖い噂を調査しにいくというものである。
女子高生ということでそういうイミでも後々評価されることとなるのだろうが、当時の僕にはまだ理解できなかった。
まぁ、それはおいておいて中身に入ろう。
主人公は三人いるわけだが、それぞれに性格が違う。一人は心霊否定派のリーダー気質、霊感少女、噂や怖いものが大好きな頭軽そうなギャル女。こう書くとなんだかアンモニア臭がしそうであるが実際は全く違う。
このゲーム、大変に怖いのである。
当時、Jホラーと後に呼ばれるようなリング、呪怨などは一切ない時代である。なのにも拘らず恐ろしい。
噂そのものは怖くはないが、それを調査する際に徐々にじりじりと見えないものが浮かび上がってくるのである。
なんというか、直接的にドーン!とびっくりさせるのではなく、じわじわと自分の領域を犯されていくような恐怖なのである。
ムービーは今見るとそうでもない。しかし当時は大変にクォリティが高かった。第一ホラーゲームがこんなに隆盛する前である。その時代はホラーはミステリーといっしょくたにされがちなそんな扱いだった。その中でこの出来はなんだ。
素晴らしい!今やっても怖いのである。見せすぎだろオイてぐらい今のホラーは恐怖の対象が現れてくるが、そういうのに飽き飽きした人はやってみるのもいいかもしれない。中古屋にいけば数はそんなにないが、2,3千円もあれば買えるのではないだろうか。さらに当時としてはまだ新しい技術だった立体音響なのだ。ホラー×立体音響とはまさに鬼に金棒、炊き立てご飯に味噌汁である。
当時の僕は、あまりに怖くて一人でできなかった。姉をたたき起こし「一緒に、一緒にやってくれない・・・?」と懇願したものである。しかし、姉も怖い。姉弟二人で震えながらやったものだ。なぜか昼間にはやる気にならず、やめりゃいいのに二人とも夜やりたがった。実家は築200年オーバーという意味のわからない古い部屋がいくつかあるのだが、父がゲームをおいていたところがその部屋だったためそれも怖かった。
天井の隙間から誰か覗いているような、そんな錯覚に震えながらもコントローラーを握ったものである。
中学生になっていた姉は、僕よりびびってはいなかったがとあるムービーシーンに突入した際、恐怖のあまり悲鳴を上げながら僕を置き去りに部屋を飛び出していったことを僕は忘れない。
そんな姉も結婚し、娘が生まれた。僕はその姪っこが大きくなったら当時の事を赤裸々に語ってやろうと思う。
いやーしかしこのゲームは怖かった。このシンドロームシリーズはわりと続くのだが、映画、そしてムーンライトシンドロームは・・・まぁ今回はこの辺にして後々続編はレビューすることにしよう。
ホラーには恐ろしいほどのクソとまともの差があまりに激しい。今回は良作なのでこのような書き方だが、クソ作品には僕も口汚く罵ろうと思う。だってそうでしょ!俺、金出して買ってるんだぞ!クソ作品に騙された全国五万人の代弁者となるのだ!
まぁ一個だけこの作品で気になることは、このゲームのゲームオーバーとなる要因についてである。
画面に心電図が表示されていてあまりにびっくりする、恐怖するイベントを見てしまうと恐怖で心臓の動きに支障をきたし、最後には心不全で死んでゲームオーバーとなる。なので死ぬ一歩手前の心電図はなんか大変な動きになっちゃってたりするのだ。子供ながらにこれはどうなんだろうと思っていたものだ。他になんか思いつかなかったのかよHUMAN!!