牡羊座の概念 | horoskooppi tuki

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星のエールをおくります

先日、占星術講座で牡羊座の概念の説明を聞いて、あぁ・・・だからか!と合点がいったことがありました。

 

牡羊座は、12サインのトップバッターで、衝動のサインと言われたりします。

人の成長に例えると、「生まれましたー!」のところ。

真っ新な状態といえます。

他者という概念はまだないので、人のことは気にしない、他者の目を意識しようがない。

同時に、他者という概念がないので自分という概念もない。

ただそこに自分がいるだけ。

また、過去や未来という時間の概念もまだない。

生まれたばかりの赤ちゃんが、未来の夢を語ることはないし、過去の後悔を語ることもありません。

あるのは「今」その一点。

お腹がすいたから泣く

不安だから泣く

嬉しいから笑う

牡羊座は「今」が大事、というか今しかないのだと思う。

今こうしたいから、する。

できる・できない、向き不向きという概念もない。

講座では「牡羊座はプロセスを気にしない、やりたかったからやった、以上、単純明快」という話があった。

牡羊座の人はこういう人という意味ではなく、牡羊座の概念なので誤解されませんよう。

 

本当にこれそうです。

何か始める時、できる・できない、向き・不向きとか、何かのためにという考えがそもそもない。

今、こうしたいと思ったからする。

どうして始めたのか、それを始めてどうするのか、何が最終目標かと問われても答えられない。

改めて考えると、どうかと思うけれど、実際そうなのだから仕方がない。

思ったら始めているので、理由は全て後付けで、とってつけたようなものになってしまう。

 

占星術を勉強し始めた頃、乙女座に天体が集中しているトレーナーから、勉強して何をするのかと問われた時、まずこの質問に驚いた。

え、ただ面白そうだから・・・全く問いの答えになっていない。

何のため?考えてみても何も浮かばず、何するのだろう?と不思議に思った。

答えられない私に、トレーナーは不思議そうだった。

このやりとりは、すごく私に残った。

みんな色々考えているの?何も考えずに行動する自分は考えなしなのか?

改めて考えても何も浮かばなかった。

答えを出せずに今まできたけれど、講座で、牡羊座の概念は「そうしたいからする、そこに理由はない」と説明があった。

あ、だからか・・・ないものは考えてもないし、答えようがない。

悩んでいたわけでもないけれど、ちょっぴりすっきりした。

 

牡羊座がこういう人ってわけではないですが、牡羊座の要素が少し伝わったらいいなと思います。