以前にも何度か、金星天王星オポジションについて書いているのですが。
中年の危機を振り返った時、ふと、人から驚かれたり、ブーブー言われたりすることというのは、金星天王星オポジションが関係しているのではないかと。
金星は好みや価値観を、天王星は変わったもの、独自性などを示します。
オポジション(180度)は、そうした金星と天王星が向かい合っている状態です。
解釈としては、変わったものを好む、独特の価値観。
先生の言葉を借りるならば「人の王道真正面ではない見方をする」ということ。
人から驚かれたり、ブーブー言われたりしたことを振り返ってみた。
一人暮らし時代、私はすっきりした生活を楽しんでいたのだけれど、遊びにきた年上の友達が
「あまりに殺風景だから」と可愛い柄の布巾やらグラスやらをプレゼントしてくれた。
私にとってのすっきりは、人にとっては殺風景で、不憫に思われたのかもしれない。
断捨離のコミックエッセイを書く方がいらっしゃって、一時期、彼女の本は私のバイブルだった。
あまりに素晴らしかったので、友人に貸しまくっていたのだけれど、誰一人共感者は現れず。
極めつけは、親友のひとこと、「この人、病気だね」。
えー、ドラマにもなったんですけどー!
私も病気なのか・・・と思わないでもなかったけど、そんな彼女も金星天王星オポジションなんだよな。彼女はいつも王道だ。おかしい、検証が必要だ。
昨日も書いたけれど、我が家には一般家庭にあるものがない。
電子レンジは一番大騒ぎされた。
あって当たり前の家電というのが普通の感覚であることは私にもわかる。
友達が遊びに来た時、お土産を電子レンジで温めるよう言われ、ないよと言った時の顔、
今でも忘れない。
3人いたけど、3人とも「信じられない」「どうやって生活してるの」と騒いでいた。
やかんは、穴が開いてしまって、鍋で沸かしていたら別になくてもいいかと思ってしまった。
ただ、電子レンジの件もあるし、友人たちが遊びに来た時にこっそりお湯を鍋で沸かしているのだが、ある時見つかってしまい、「ああっ、まさかやかんまで捨てたの?信じられない」と騒がれ、、、参った。
だいたい、モノに関して色々言われることが多い。
他には、趣味だろうか。
コロナ禍で将棋を学び始めた時も、周りの反応は微妙だった。
ただ、私が藤井君藤井君いうものだから、藤井君がタイトルを取ると「藤井君すごいね」と言ってくれるようになった。
あとは占星術だろうか。
まーた何か始めたよ、今度はいつまで続くかね的な反応だった。
モノがないのも、将棋も、占星術も、私には普通だけど、一般的にはマイナーなのかもしれない。
つまりこれ、「自分にとってはメジャーだけど、一般的にはマイナー」。
これが、金星天王星オポジションかもしれません。