日付変わって昨日は、初スタジオでした。




鍵盤弾きとしてはいくらでもスタジオ入ってたんですが、


ホルンを持っては初スタジオだったもので(笑)



そしておかしなことがたくさん・・・・。笑



ホルンだから、普通はドイツ音名で会話をしてるわけですが、


今回は一緒にお仕事するのがサックスとはいえホーン寄りいやホーン畑の子なので
(出身は吹奏楽なのですが)

いや、そもそもが私がホルンでポップスになぐりこんでるので、


こちらは英語会話が普通なわけでして・・・・



言ってて自分がドイツ音名と英語音名まざって意味のわからんことになりました。笑


ホーン業界も含めて「ポップス・バンド業界」ではたとえば


「A minor(エーマイナー)」というわけですが


ドイツ読みだったら「A moll(アーモール)」になるわけで、


伝えんとする音を呼ぼうにも、


「そこのアスってさ・・・」とかいってから、おっとっと、とひとりでテンパる。笑

アスってドイツ音名で、吹奏楽しかいわない。
ポップスなら普通にAフラットっていうしかない。


そう考えると、特定の音をスマートに表現できるドイツ音名って、便利かも、と

はじめておもいました。笑


前にも、トランペットのひと(このひとも元吹奏楽)の伴奏でシンセで一緒にやらせてもらったときも、

マイナーとモールとメジャーとドゥアーが混ざって大変だった。笑

そしてこのひとは吹奏楽でも仕事してるのでわかってくれてふたりで超笑った。



音楽ってほんとに、不思議なことがたくさん、ありますなぁ・・・・。
いくら学んでも奥が深すぎて、ぜんぜん先なんかみえやしないわけです。

まぁだからこそ学びたいといつまででもおもえるのでしょうけども(^-^)
地震がすぎさってから急にバタバタと仕事が復活して、
なおかつホルン関係のがバタバタ来ていて、


来月は自分の楽団の演奏会もあるので、なんだかとにかく


「バタバタ」です。笑


でも忙しいっていいことなんだと地震のときにも痛感したのでがんばる。


ホルンのベルだけ売って欲しいっておもってるのは私だけでしょうか。

ベルさえ売ってくれれば経年変化でヘロヘロになってるジマー(マイホルン)も生まれ変わるんだろうけどなぁ・・・でもそれもさみしいような、フクザツ。


とりあえずやれることをやっていこうとおもいます。はい。
長野でのお仕事をしてきました。


演奏はホルンで、伴奏はMacで。
データを鳴らしたものをMacに録音したものを連れて行きました。


旅館でのロビーコンサートの演奏で、それはとても素晴らしい環境でした。

じゅうぶんお客様がいたと思っていたんですが、帰りに出会った関係者のかたによると、普段なら150やら200やら、という数のお客様がいる時期なんだそうです。
バスが4台くらいいて、それプラス今回のお客さんくらいで、バスがキャンセルになってるから、とのことでした。

これまた現地の担当のかたによると、ポリタンクを5コぶんも水を汲んで持ち帰ったかたもいたそうです。

……それらの話を聞いたときはなんだかせつなくなりましたが、

ここで働くひとたちの活気や人間味、仕事へのこだわり、誇り、喜び


そしてお客様のあったかいお言葉に、相当勇気をもらいました(^^)

ホルンってあんなやさしい音がするのね、って言ってくださって、


私のホルンはどちらかというといや完全に攻撃的な傾向で(汗


今回はかなりそれに気を遣ったので

伝わったことがうれしかった(^^)


ふた晩演奏で、二泊三日で宿に滞在させていただいたんですが、

夜にコンサートを終えて、そのあとの温泉や、翌日の朝食会場などで聞いてくださったお客様にお会いするわけです、同じ生活空間なので(^_^;)

そうすると、あら、さっきのお嬢さんじゃないの!とか(笑)

よかったわよ~!とか

ほんとにありがとう、なんて言っていただけるんです。


こんなに幸せなことはあるでしょうか?


地震があってから仕事がバタバタと消え


再開し出した矢先のこの仕事


なかなか消えたぶんの詰め込みでバタバタしつつも


仕事にいってこんなに癒されるとは思いませんでした。


自然や温泉などの元々の素晴らしい要因に加えて、


人間どうしの関わりやつながり


これが今回の特筆すべき点です。


今回はコンサート中に、少し変わった仕掛けをしました。

詳細は伏せますが(笑)

これをキッカケにしても、自分が予想してなかった素敵な人間関係を体験できたんです。
まったく想像できなかったのでうれしい驚きでした。


これから先も必要なのは、人と人のつながりと、音楽。

そろそろトップギアに入れるタイミングかと思います。


所属する吹奏楽団も、練習場所が夜間使用停止になってしばらく練習が中止されていました。


演奏会も続々中止になるなか、唯一、一番行ってる学校の定期演奏会だけが開催され、急遽チャリティーが組まれ、大好評のうちに無事終わりました。
いつもは最後の3部だけ、大人たちが一緒に舞台に乗るんですが、曲目も変更し、コンクールでやった一曲を除き全ての曲に大人が乗り、やはり会場が閉館になったため急遽体育館で行われました。

地震のあとはじめて再会したとき子供達は笑顔のなかにも動揺や疲れや怯えが見られました。
笑顔や喜びの感情も、いつもはもっと爆発させる子達なのに、精彩がなかった。

それが開催が決まって、練習を重ねていくたびに、徐々に晴れて行きました。

一緒に参加した大人たちだって、ほんとに楽しそうで、

むしろ私を含め大人たちのほうが楽しんでるんじゃないかってくらい、楽しそうだったし楽しかった。
なんせ、我々に関しては自分たちの楽団は練習ができていなかったので、楽器が吹けること自体、そういう機会を与えてもらえたことがうれしかったしありがたかった。

いいエネルギーはいいループを産みますもんね(^^)


出来ることは限られているけど、精一杯、やりたい。

楽団もまずは別の場所で練習が再開され、いよいよ今週から本来の、いつもの場所いつもの時間の練習に戻ります。
計画停電を行わない、となったことで再開のめどが立ったんです。

地震後にみんなで音を出せたときは、基礎練習だって歴史に残る名曲のように素敵で、感動的でした。
なのでいつもの曲が演奏できたときは尚更です(^^)

当たり前のありがたさに感謝しなおして、こちらも6月の演奏会に向けてがんばっていきたいです。

また今年も、前述の学校の卒業生たちが楽団に入ってくれてます(^^)
改めて今度は同じ仲間としてまた一緒に音楽をやっていけること、このうえない喜びです(^^)

いつものみんなと、新しいみんなと、またがんばっていきます。