昔っからの友達がいきなり大先生になって、どーーーーんと、タイムラインとかに出てきて、ビビる時がある。


ぷっ。あの時、あんな泣き言ぼやいてた君が、先生様になってるよーーーー。みたいな。


前に、B'Zの稲葉浩志さんの同級生の人が「今度、稲葉くんがねえ、地元で凱旋ライブに来るんだよー。みんなで応援しに行かなきゃ!!」って、言ってたんだけど


稲葉くんを応援!?



マグママグマ
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志庵志庵
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その人にとっては、日本で一番音楽を売った人になろうが、ドームツアーを満席に何度もしようが、何万人の前で歌おうが……


稲葉「くん」が頑張ってるからみんなで、「応援」しなきゃー!!!


の、ノリなんだよー。



ぜんっぜん遠くねえよ!!!

遠くまで遠くまで
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多分さー、高校の部活とかでもがいてたり(そうなってたか知らんが)、トイレに間に合わそうになってダッシュしてたりとか(稲葉様は行かないかもしれないが)、好きな子に告白できなくてヤキモキしたりとか(あの顔とボイスだったらオレでも落ちるわ)、はじめて人前で歌うのにガチガチに緊張してたり(文化祭で歌ったらしいよ!緊張してたかは分からんけど)



……と、多分「稲葉くん」の記憶は、いつまでたっても、あの頃、教室にいた「稲葉くん」なんだろうねー。


てことは、僕たちが「すげえっす!!!」「パネエッす!!!」「神っす!!!」って、崇め奉っているあの人も、この人も、「◯◯くん」「◯◯ちゃん」って、呼んでる人がいて


「あの頃のアイツが、偉くなったもんやなあ」とか、感慨深く見てたりするのかもねー。


これさ、出会った時期の問題だよね。


僕、スティーブ・ジョブズを尊敬してるけど、彼がヒッピーやって、ボロボロの姿でアタリに入社してきた時に、先輩やってたら「なんだ!?この勘違いした若造は!!!」って、馬鹿扱いしてた可能性あるもんなー。


同時に、いま、目の前にいるなんでもなく見える「◯◯くん」や「◯◯ちゃん」が、数年後にビックリするぐらいの状況になってる可能性あるよー。


それで「距離感」ってさ、「最初の接点」が出来たときにある程度できてくるところがあって、いま、普通に話しかけられる人であれば、数年後、どんだけビッグになったとしても、そんなに変わらないんだよねー。


「おう!!」

みたいなノリでイケるのよ。


僕、10年以上前の友人で、ベストセラー作家とか、プロデューサーとか、経営者とか、国際的に活躍してる人とか、ゴロゴロいるのだけど、出会った当時はそんなオーラを感じさせない人も多かったし、なんというか、「ふつう」の人??


その経験から「人脈」って目の前にあるなーといつも感じるようになった。


それで、ご縁なんて「たまたま」。


まさに、シンクロニシティなんだけど。



人脈はね、無理につくろうとしなくても大丈夫。


それよりも、目の前のご縁をひとつひとつ大切にしていけばよいのではないのかなー?と思うよ。


繋がる人とは、ちゃんと繋がるからね( ^∀^)