またまたまたお久しぶりの更新です。


昨日後楽園ホール大会前に内藤選手がファイトフルコムのスコット・エドワーズ氏による独占インタビューに応じていたようで、その内容がアップされたのでご紹介します。


原文で読みたい人はhttps://www.fightful.com/wrestling/exclusives/tetsuya-naito-talks-sakura-genesis-windy-city-riot-jon-moxley-more-interview


内藤さんにしてはかなり際どいとこまで答えているので、そこは岡本エキスパートや市川さん相手のインタビューとは違うんだなと思いました。


日本語で要約(ここはぶっちゃけAIの力借りてます)すると


    

新日本プロレスの主要イベント

- 4月6日のサクラジェネシスでは、内藤哲也がIWGP世界ヘビー級王座を辻陽太に対して防衛を目指す。
- 4月12日のウィンディ・シティ・ライオットでは、内藤がAEWのジョン・モクスリーと対戦する。

☆辻陽太とのタイトル戦

- 内藤は辻の実力を認めつつ、挫折を与えることで更なる成長を促したいと思ってる。
- LIJの仲間として辻の活躍を願っているが、今回は王座防衛に全力を尽くす。

☆ジョン・モクスリーとの対戦

- 最近のモクスリーについてあまり知らなかったが、2019年の敗戦以降、リベンジの機会を待っていた。
- アメリカでの防衛戦は特別な意味があるが、今は辻戦に全力を尽くす。

☆新日本の新世代

- 新世代の台頭を歓迎し、彼らとのタイトル戦を楽しみにしている。
- 他の若手が辻のような結果を出すには、トップを目指す強い意志が必要。

☆IWGPヘビー級王座の意義

- 当初は新ベルト設立に反対していたが、最終的に受け入れた。
- 歴史あるIWGPヘビー級王座を守る必要があると考えている。(自分が歴史を作る必要があると思ってる)

☆CMLLとの関係

- CMLLの選手にIWGP世界ヘビー級王座を防衛する予定はない。
- しかしながらアレナ・メヒコのファンにチャンピオンを見せたい。

☆オカダ・カズチカの去り際

- オカダの去り際については、再会を期待している。

☆世代交代への思い

- 世代交代は自然な流れであるべきで、会社が押し付けるべきではない。
- 自身の立場に複雑な思いを抱いている。

☆今後の目標

- 東京ドームでの大合唱を達成した。
- 次は故郷・広島のマツダスタジアムでの大合唱を目指す。

☆ドームでの大合唱とSANADAの現状について

- EVILの妨害を退けて大合唱を成功できたことは嬉しい。
- SANADAの才能を認めつつ、まだまだ開花しきってない。更なる飛躍を期待している。


こんな感じでしょうか。ではここからは2回に分けて一つ一つのインタビューを分析していきましょうか。


☆辻陽太とのタイトル戦について

(本文)

エドワーズ: サクラジェネシスでは、同じくロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのメンバーである辻陽太とIWGP世界チャンピオンシップを防衛戦を行います。彼は帰国後ずっとあなたと試合したいと公言しています。LIJの一員として彼を見てきたし、ニュージャパンカップでの彼の活躍も見ましたが、彼はあなたに対してだけでなく、チャンピオンシップを奪う準備ができていると感じますか?


内藤: 陽太は、修行から帰ってきて以来、自信に満ちているだろうね。彼には大きなポテンシャルしかないから。NJCを制したことからね。陽太が今のオレにとって最も強力な挑戦者であることは明らか。LIJの仲間として、オレは陽太が今よりも更に大きな存在感を持つことを望んでるけど、そのためには挫折してそこから這い上がることもが必要だと思ってるからね。オレは4月6日の両国国技館で陽太に挫折する経験を与えますよ。



これは辻選手に限らず、海野選手やSHO選手にも同じことを言いましたね。やはり大きくなるためにはトントン拍子にステップアップするだけではダメ、挫折してそれを乗り越える力を身に付けないとエースにはなれないよということ。

これに関しては新日本プロレスプレミアムプランに加入してる人は2月にもこんなインタビューをしてたことを記憶してる人はいると思いますが、CHAOSを追放されてから本隊になし崩しに戻され、そこからメキシコに行って何かを掴んで来ようと決意したのが2014年秋頃の話。(実際に行けたのは翌年でしたが…)前にも書いたけれど

「内藤哲也は1日にしてならず」なんですよ。まあ、そういうことを言えるようになったのも内藤さんが大人になったからではあるんでしょうが。

 だから個人的には今回は辻くんには悔しい思いをしてほしいんですよ。ただ勝負事ですからね…内藤さんが負けないという保障はどこにもないわけで。

もし内藤さんが負けたら…その予想は次の次のブログで語ります。


☆ジョン・モクスリーとの対戦について


エドワーズ: 2019年のG1クライマックス以来、初めてウィンディシティライオットでジョン・モクスリーと対戦します。彼の挑戦に対する反応はどうでしたか?以前のインタビューで、以前の試合以外は彼についてあまり知らないと述べていました。直近の数年間の彼の活動を観戦するために戻って見ましたか?彼が以前にあなたを破ったとしても、彼が持ち込むものについて心配していませんか?」


内藤: オレはアメリカのプロレスについてはあまり詳しくは知らないから、彼についてあまり知らなかった。けど、2019年7月にモクスリーに負けた後、名前と顔は覚えましたよ。これがオレにとっては2回目の試合なわけで、やっとリベンジする機会を得ることができて嬉しいよ。彼の母国てあるアメリカでリベンジできるのは本当に特別なことなわけで、オレは両国国技館で辻を倒してから、IWGP世界ヘビー級王者として彼と対決したいね。


恐らくモクスリー戦はノーマルルールならタイトル戦かも知れませんが、特殊ルールの予感もするんですよ。そして内藤さんもちろんNODQとかハードコアルールの適性はあるわけですから、それに、アメリカでというのが曲者で、日本のような善人キャラではないでしょう。お互いがそれぞれの引き出しを出し合うのが今から楽しみではありますが…


☆新日本の新世代について


エドワーズ:2024年も数か月が経ちましたが、新日本の新世代についてどのような評価をお持ちですか。さらに、他の選手が辻陽太のような結果を出すためにはどのようなアプローチが必要ですか?


内藤:(新日本にとって色々なことがあって)2024年は慌ただしいスタートでしたね。若手たちにはそれをチャンスと捉えてトップを目指してほしいと思いますし、近い未来にIWGP世界ヘビー級王座を賭けて彼らと対戦するのを楽しみにしています。

 


ん?日本向けのインタビューとは反対のこと言ってないか?と疑問に思ったのでこの点については別ブログで語ることにします(逃げるな)


ここまででもかなり長くなったので残りは後編にて。