『菊と刀』②
なぜタイトルが『菊と刀』なのか?
『菊と刀』ルース•ベネディクト
長谷川松治 訳
講談社学術文庫 (2005.05.10.)
著者ルース•ベネディクトは、第二次世界大戦中の1944年6月に日本人がどんな国民であるかと云う事を解明するために日本研究の仕事を委嘱されていた。
▶ 菊(美を愛好し 菊づくりに秘術を尽くす)
▶ 刀(刀を崇拝する)
この「理解する」ことと「押し通すこと」の二つの矛盾が日本に関する書物の縦糸と横糸になるのである。
p.12より
【Point】
自分の行動を、他人がどう思うか?恐ろしく気にかける。pp.12〜13.
「恥じる」