【文章を書く】

文章には「文学的な文章」と「事実あるいは実用的な文章」があります。
ここでは「事実あるいは実用的な文章」をテーマにします。

元ジャーナリストの本多勝一氏は、文章を書く技術を考える時の目的は「読む側にとって わかりやすい文章を書くこと」と、言われています。


『日本語の作文技術』
本多勝一 著
朝日文庫 (1982.01.20)

【ブックレビュー】

想いがあふれる時は、かえって文が乱れる。
節や句、詞(言葉)が溢れてくる。
当人にとっては、良いかも知れないが、読む側にとっては はなはだ迷惑である。

なぜか?
回りくどかったり、句読点の位置によって幾通りにも解釈出来るから。

【ポイント】
目的は、ただひとつ。
読む側にとって わかりやすい文章を書くこと。
修飾の順序、句読点のうちかた、助詞のつかい方など、ちゃんとした日本語を書く。