【次世代の図書館(考)】③

▶ 民主主義を支える場
▶  ニューヨーク市民に対する起業やビジネス支援の場

映画『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』



【公式サイト】

【マガジン航】
[Editor's Note]

図書館を題材にしていることから想像されがちな「本」や「読書」ではない。あえてキーワードを挙げるとすれば、「コミュニティ」「文化」「デジタル」の三つが思い浮かぶ。公共図書館がこれらと深い関係を切り結ぶことで、アメリカ合衆国では――少なくともニューヨーク市では――民主主義をしっかりと支える土台になっている。

日本ではいつの時代にも「図書館=無料貸本屋」という批判がなされるが、ニューヨーク公共図書館は市民が本や雑誌を「消費」する場所ではない。ハイレベルの研究図書館として学術研究に取り組む者や、意欲的な文化芸術の創造者にも大きな助けとなるが、下記の菅谷明子さんの本『未来をつくる図書館』で詳しく紹介されているとおり、ここはニューヨーク市民に対する起業やビジネス支援の場でもある。




【ブックレビュー】
『未来をつくる図書館』


↓リブログ